イヌノサンポ
TEZ



 「不都合な真実」を観てきました

六本木のTOHOシネマで観てきました。




会社で仕事しててネットで座席調べたら、どの回も満席!
21:45分開始の最終回ですら残り数席っていう状況で、別
の日に行こうか迷ったけど「早く観たい!」って気持ち
がチケット予約にスイスイ手を進めました。

日曜のこんな遅い時間に、こんなにたくさんの人が環境問
題についての映画を観に来てることに、正直少し驚きまし
た。
「みんな、感心あるんだな〜」ってちょっと嬉しくなりま
した。

んで、映画は前評判どうり抜群にいい出来だった!
オフィシャルでは教えてもらえない情報を、ゴア氏の学生
時代から得てきた知識や各国の研究者たちとのネットワー
クによる現地の情報収集を凝縮させ、かつわかりやすく解
説してくれたこの映画は、ホントに素晴らしいと思った。

いままで見た事もないような、現実を見せられたのも事実
だった。
地球の裏側で、何が起こっているのか?
それが、今後50年以内という極々近い未来に、どんなこと
を引き起こす引き金になっているのかも。

この映画を観ながら思ったのは、「とにかく沢山の人にこ
の映画を観てもらいたい!」ってことだった。
制作者達の考えも入ってるから、どこまでこの事実を真摯
に受け止めるかは、自分自身の問題だと思うし、それを周
りの人たちに伝えるのも自分しだいだと思う。

ただ、そう遠くない未来に全世界レベルで直面するであろ
う危機的状況は、近年の夏の猛暑や、今まさに体感してい
る暖冬で、みんな気付いているだろう。

落胆的になったり、脅迫的に何かをする必要はないと思う
んだけど、少なくとも「これ以上悪化しない為のどうした
らいいのか?」とか、「これからどうしたら良くなるの
か?」ってことは、身近なとこから1人1人が実践してい
かなければいけないと思った。

映画の中で、アフリカの古いことわざが出てきたのが、
すごく心に残った。

たしか「何かを祈る時は、それに行動を伴わなければなら
ない」って感じの文章だったと思う。

これは、僕にとって自分自身の日々の生活で最も大事な事
だと思って「スッ」と心に入ってきた言葉だった。

まぁ、何にしろ知らないこと知る事は必要だと思う。
ただし、「時と場合」というタイミングが重要だってのも
事実。
無関心な時に、何を見たり聞いたりしても、心には響かな
いだろうし、逆に感情的になってる時に何かに触れてしま
うと以上に反応してしまって逆効果になることもあると思
う。

今回、僕は関心のあることで「知る事が必要だ!」と感じ
ていたことを知る事ができたし、また知らなかったことを
勉強する事ができた。これから、その必要性をまずは周り
の友人や知人たちに伝えていこうと思ってます。
そして、もっとこの事実について、今後もより詳しく学ん
で、この問題を打開して行く為に、まずは自身の行動から
実践していきます。

快適に生活できる自然環境が無くなってしまったら、もと
もこもない。
それは、もっと身近とこでいうと自分の体にも言える事。
「健康でなければ、何もできない」怪我や病気をしてし
まったらいろんなものから遠ざかってしまう。

まずは、自分の健康管理、そしてまわりで病気や怪我をし
ている人たちがいたら、彼らのそのもどかしい気持ちの
支えになって上げたいと思う。

ちょっと、映画の話とはズレたけど、まぁとにかく観て
下さい。きっとビックリするから!
今、地球で何が起こってるかが観れます。

不都合な真実
日曜日は「エコサンデー」って企画で通常¥1800→¥500
で入場できます。座席は、2日前からネットで予約できる
ので、早めに押さえるのをオススメします。

あと、今出てるecocoloって雑誌も読んでもらいたいです。



"The 13th Tipping Point"

映画の話とリンクした題材です。

3年前、2004年1月29日はアラスカのベテルス村に向けて
出発した日です。
あれから、もう3年の月日が流れました。
今あの村は、どうなってんだろ?
昨日の映画を観て、心配になりました。

自分がジイさんになった時、自分よりあとの世代と安心
して暮らしていける環境を、今からなんとか守っていき
たいです。

peace

2007年01月28日(日)
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