イヌノサンポ
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 バンフ・マウンテン・フィルム フェスティバル

今日は、パタゴニア主催のバンフ・マウンテン・フィルム フェスティバルにいってきました。




もとは、毎年11月第1週に、カナダ・アルバータ州バンフにおいて、The Banff Center主催で開催される、山岳、冒険、アウトドア・スポーツを題材にしたフィルムやビデオの応募を世界各国から募り、コンペティション形式で評価し、上映するイベントです。
各国から集まった審査団が8つのカテゴリーに沿って世界最高の山岳映画、山岳ビデオを評価し、受賞作品を選んでいきます。今年2004年で29年目を迎え、山岳カルチャーをたたえるイベントの中では最も歴史の深いものといえるそうです。

今回、初めて日本での開催となり、フェスティバルの受賞作を含めた6本の作品を見ることができました。

どれも、興味深い映像ばかりで、とてもよかったです。
なかでも、今年友人に誘われて参加したチベタンスマイルでも紹介されていた、チベットからインドのダラムサラまで子供を、教育を受けさせられるように亡命させるためのガイドのドキュメンタリー「Escape over the Himalayas」は、ちょっと編集の仕方がくさかったですが、イベントで聞いていた状況を、実際に映像で見ることにとって、よりいっそう深刻な問題なのと、改めて感じさせられました。




また、「Dirty Bird (Derek Hersey)」という作品は
“Dirty(きたない)・Derek”というニックネームで愛された、英国出身のクライマー、Derek Herseyの記録映像と友人や家族のインタビューで綴るドキュメンタリーでした。
アメリカのボルダーに移り住んで10年間、ロープを一切使わず1993年にヨセミテで命を失うまでフリー・ソロのスタイルを貫いたDerekの人柄と技術、そして独自のライフスタイルをとらえた作品でした。
感動的かつユーモラスに仕上げていて、とてもよかったです。




今回みた作品は、どれも素晴らしく興味深いものが多く、「今後もこのフィルムフェスが日本でも続いていってくれたらいいのになぁ〜」と思いました。

自然は、やっぱりスゴイですね。
なんとか時間をつくって、紅葉を撮影しに行きたいなと思いました...無理か(苦笑)

明日から、いよいよ[THE NORTH FACE 原宿店]で、
"Painting Booth"が始まります!!!
今年最後の、大仕事!!!
明日は、FUTURAがライブペインティングします。
TNFとのコラボ商品の発売記念レセプションなので、
僕もコレから企画に参加してもらうアーティスト達と
NYの大御所のショーを観つつ、今後の企画進行の為の
作戦会議です。
楽しみ!!!


2004年11月19日(金)
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