「星の王子さまの眠る海/ヴォドワ・エルヴェほか」読了 1944年7月31日、偵察飛行に飛び立ったまま消息をたったサン・テグジュペリ。 彼の行方は全くわからぬまま、50数年が経ち 1998年、マルセイユ沖で彼の名の彫られたブレスレットが釣り上げられる。 その後2003年に彼が搭乗していた偵察機が同海域で発見されるまでのドキュメント。 海底の探索に、遺族の強固な反対があったり、ブレスレットを贋物扱いされたり かなりな困難もあったんだねぇ。 なんというか・・・叔父を神聖化してしまった遺族って・・・なにかおかしいと思った。 サン・テグジュペリは、作家だけども 「星の王子さま」というファンタジーを産んだ、 そして60年近く行方のわからなかった神秘性もわからないでもないけれど。 何かのヒーローに仕立て上げたかったんだろうか。
サンテックスは、見つけてもらいたかったんじゃないのかな。
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