「ぬしさまへ/畠中恵」読了ふたたび虚弱体質の若だんなとその周りの妖怪のお話。「しゃばけ」が長編(1冊で1つのお話)だったのに対して、こちらは短編集。しゃばけに対するサブストーリーっぽい感じもあるかな。一太郎の腹違いの兄の話や、仁吉の想い人の話。此度も妖大活躍でございます。おおむねのほほんとした雰囲気ではありますが病弱ゆえの若だんなのこころ内が、時に切なくもあります。鳴家、うちにも居るんだろうになぁ(^^;お菓子上げるから姿見せてくんないかなぁ。猫の代わりにもふりたい・・・。