「しゃばけ/畠中恵」読了 長崎屋の若だんな、一太郎。虚弱体質で寝込んでばかりいる。 店の手代の仁吉と佐吉は実は犬神と白沢。 他にも付喪神の屏風のぞきやら鳴家やら妖(あやかし)盛りだくさんの中で 大事に大事に甘甘で育てられている。 その割りに、こっそり出かけて厄介ごとに巻き込まれたり、いろいろやんちゃなことである。 此度も病み上がりにこっそり出かけて人殺しに出会って手代に大目玉を食らい、 その後も厄介事におっかけられ、色々な妖の手を借りて、事件を解決する。
若だんな、17歳な割りに・・・台詞回しのせいかもっと年寄り臭いんだよな・・・。 鳴家がかわいい。怖い顔した小鬼なんだけど、なでろなでろと我先にひざに上ってきたり 饅頭食べてご機嫌になってる辺り、猫っぽくてかわいい。 今市子の「百鬼夜行抄」つながりで読んでみたけど、とってもおもしろかった。 続きがあります(^^;
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