「薬指の標本/小川洋子」読了 サイダー工場で事故に遭い薬指をほんの少し失った。 ほんの少しだけれど、やはりいろいろ不都合もあって工場も辞めてしまった。 そして知人も居らず、歩き回った街で標本室の求人を見つけ 私はそこで働き始めた/薬指の標本 プールで出会ったミドリさん。彼女と連れのご婦人との関係が どうにも気になって私は二人の後をつけた/六角形の小部屋
どう、形容していいのかよくわからないんだけど 彼女の物語の登場人物は木の股から生まれてるんじゃないかと思う。 体温が低いというか、欲望が似つかわしくないというか。 でも何というか・・・エロティックなんだけどね。
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