Sun Set Days
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2002年05月21日(火) ついさっき過ぎ去っていったように見える夜

 いまは21日の午前5時をまわったところ。
 帰ってきたのは20分程前で、部屋の近くにあるセブンイレブンで買ったお弁当を食べ終わったところ。
 ふう。
 今日はこのまま6時台の電車に乗って出勤するので、とりあえずいま眠ったら危ないという冬の雪山状態に陥ってしまっていたり。と言うことで、Daysでも書いて眠気をしのごうとか思ってみたり。
 栄養ドリンクは、今日はかなり近しい存在に感じられるような気がする。

 いまの仕事の今年のシーズンは、2月頃から何度かピークをむかえてはいたのだけれど、おそらくはついさっき過ぎ去っていったように見える夜も、そういう山の一つだった。僕自身の仕事は1時半過ぎに終わったのだけれど(それだってちょっとイタイものがある)、同僚の仕事がどう考えても終わらなさそうだったので、ヘルプに入ることにしたのだ。
 それでこういう時間。
 同僚に近くのセブンイレブンまで車で送ってもらって、バイバイと手を挙げて、青白んできた朝の空気のなかで、雨上がりのせいか高い湿度に梅雨を感じてしまう。
 そして、何となく遠くを見る。
 比較的新しいマンションと古くからある家並みの間に伸びる細い旧国道の先のほうに、夜の一番端の方が過ぎ去っていくのが見えるような気がする。 まるで人影のような姿をしている夜の一番端が。
 それはたぶん眠たいせいなのだろうけれど。

 セブンイレブンではお弁当と1面にトルシエの写真が出ているスポーツ新聞を買って(普段ほとんど買わないのだけれど、最近はサッカー関連の記事が読みたくてついつい買ってしまう。ミーハー?)、栄養ドリンクも忘れずに買う。
 とりあえずDaysとResのあとでシャワーでも浴びて、また新しい1日を乗り切ろうと思う。

 今回は確かにちょっとすごいスケジュールで、ただ何でも喉元を過ぎてしまえば熱くもないということもわかっている。それなのでこうやってDaysに記しておけば、後になれば「あの時期はハードだったけれどおもしろかったな」と思い返すことができるのだと思う。実際問題、おもしろいおもしろくないで言えば、間違いなくいまの仕事はおもしろいのだ。なかなかこういうことをやらせてもらえるわけではないし。
 それに、楽な仕事と楽しい仕事は字が似ているけれどたぶん大きな違いのあることで、楽な仕事はそのままでもすることができるけれど、楽しい仕事はおもしろいのだけれどつらい状況を過ぎないと体感することができないものなのだろうと(勝手に)思うし。

 それに、今日頑張れば明日は振替休日でもあることだし。
 ゆっくり眠ることを夢見ながら、今日はガンガン頑張ろう。
 元気だねって言われるくらいに。
 どうしたのって言われるくらいに。


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 お知らせ

「どうしたの?」はまずいかも、さすがに。


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