Sun Set Days
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2001年12月14日(金) 2001年ヒット商品番付(日経MJ)+Segway HT

 スターバックスのもうひとつの新しいメニュー。
 ジンジャーブレッドラテのほうは好みの味。
 シナモンが効いている飲み物は好きなのだ。


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 12月13日付けの日経MJは、「2001年ヒット商品番付」だった。
 これは毎年恒例の企画。
 僕はMJが日経流通新聞だった時代から、個人的には大学3年生の頃から購読していたので、毎年こういう特集が組まれると1年が終わるのだなと思う(出張期間中だけは購読ストップしていたけれど)。
 日経MJは、時流的なこともよくわかるし、カラーだし、週に3回しか出ないし、かなり面白く読むことができると思うのだけれど。
 ちなみに、キオスクでも販売しています。
 一度、ぜひ手にとって見ては?
 火、木、土の週3回発行で、土曜日版は薄いので、キオスクで買うのなら火か木のものがオススメです。

 話がずれてしまった。
 この企画は番付と言うだけあって、東西の横綱からはじまって前頭までがちゃんとある。
 それぞれ、今年1年を振り返ってヒット商品(やサービス)を並べているのだ。
 ちなみに、東の横綱は「メード・イン・チャイナ」。
 これは特定の商品名ではなく、現象名だ。
 デフレを進行させているとも揶揄されている、中国製品の流入のこと。コメントを読むと、

 衣料品、電気製品、メガネ、農産物。低価格・高品質の中国製品が大量流入を開始。日本の物価、産業構造への影響大。

 と書かれている。
 納得。たとえば、メガネではZOFF(ゾフ)という価格破壊の会社が現れて、もうどんなものでもあり得てしまうのだなと驚いたりもしたし。
 これを今年の東の横綱に持ってきたのはいかにもMJっぽいということができる。

 一方、西の横綱は「イチロー」。同じく理由は、

 野球選手。米マリナーズで活躍し新人王。MVPも受賞。今後の日本が目指すべき「ソフト輸出」の嚆矢(こうし)。

 となっている。これもなるほど、というところ。
 今年は、仕事で様々な駅(JRや地下鉄や私鉄)を乗り降りしていたのだけれど、夕方になるときまってイチローや新庄の見出しがキオスクを飾っていたし。それだけに個人的にもかなり印象深い。ちなみに、新庄も前頭11番目くらいに入っている。

 他にも、「200円台牛丼」や「千と千尋の神隠し」、「USJ」に「フィット」、「チーズはどこへ消えた?」から「ADSL」まで、今年の流行を飾った様々な商品やサービスが載っている。
 こういうものを見ると、たとえば「チーズはどこへ消えた?」なんてもうずっと以前の話だと思っていたのに、実は今年の流行だったんだってすでに懐かしく思えたりする。流行のサイクルはどんどん早くなっているみたいだ。
 
 ちなみに、そういった番付表から集約されるキーワードと言うのが、「安 本 単(あんぽんたん)」になるらしい。
 これは、

 安=安さ/安全

 本=本物志向

 単=単純明快

 とのことだ。
 なるほど。よく考えるなあ。

 また、番付とは別に「残念賞」というものも設定されていて、それには2つ記載されている。
 
「映画ファイナルファンタジー」と、「Lモード」

 残念賞……確かに、スクウェアはこの映画の特損でSCEに近づかざるをえなくなってしまった。もう映画事業から手を引いてしまう決断を速攻で決めてしまうくらいだったから、確かに残念な結果だったのだろう。
 また、「Lモード」なんて、ものすごいメンバーで計画されているのではと推測できるのに、計画段階で売れないんじゃないかっていう話にならなかったのだろうかと結構不思議に思う。
 うーん。
 でも、こういう年末特有の番付やランキングが様々なところで行われて、また一年が終わっていくのだ。
 個人的には、西の前頭九枚目に「えなりかずき」が入っているのは、ちょっと気になるところだけれど。


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 いま一番欲しいものは新しいパソコンや冬物のコートじゃなく、「Ginger」。もう間違いなく「Ginger」。
 かなり惹かれている。
 実物が動くところをぜひこの目で見てみたい。
 実際に自分でも乗ってみたい。
 いいなあ。

「Ginger」というのは、先日アメリカで正式にお披露目されたまったく新しい乗り物だ。
 結構前から噂に上っていて、でたらめな噂(空を自在に飛ぶとか)もたくさん出ていたようなのだけれど、ふたを開けてみると、健康器具のような形状をした新しい乗り物だった。
 正式名称は「Segway Human Transporter(HT)」で、3種類が発表されている。
 高速タイプと、パワータイプ(重い荷物を運ぶ業務用)、そして市街地タイプだ。
 詳しい写真は下のURLから見てもらいたいのだけれど、タイヤが2輪ついた踏み台から細いハンドルが伸びていて、その台の部分にDynamic Stabilizationというバランス保持技術が用いられているとのことだ。ユーザーは、その技術(ジャイロスコープと傾斜センサーが毎秒100回の頻度で乗っている人物のバランスを計測し、調節してくれている)によって、その台の上で落ちたりすることなく安定して立っていることができるのだ。
 しかも、その台の上で体重を前に傾けるだけでSegwayは前進し、曲がるときにもひねりを加えるだけでいいそうなのだ(後ろに傾けるともちろんバックをするらしい)。
 そしてすぐに誰でも乗りこなせることができるとのことで(DSによって地面に立っているような感覚になるので)、実際にそのパフォーマンスの発表の際にチャレンジしたゲストも、簡単に乗りこなせるようになっていたとニュースでは紹介されていた。
 最大スピードは、約19キロで、まずは業務用から発売が開始されるとのこと。
 アメリカでの一般ユーザー向けの販売は2002年冬の予定で、価格は約3000ドル以下の模様。
 各地方自治体との歩道走行の許可などの調整があるようで、すぐに街並みにSegwayが見られるようにはならないようだけれど、Amazon.なんかも、業務用の採用を検討しているとネットのニュースには出ていた。
 僕は結構前からかなり気になっていて、発表を楽しみにしていたのだけれど、こういうのが好きな元上司からさっそくメールが送られてきて、それでSegwayが発表されたことを知ることができた。
 元上司は「世紀の大ニュース!」と、かなり興奮気味だった。
 もちろん僕もそう。
 下のほうにあるURLは(元上司からのメールで紹介されていた)Segwayの公式HPなのだけれど、そこにある写真を見ると、もうSFか何かのようで、未来の日常を垣間見せられているような気がしてしまう。
 これが日本でも法律をパスして発売されたら、ある程度年配の人たちにとっては非常に魅力的な乗り物となるんじゃないだろうか。
 いずれにしても、個人的にはかなり物欲を刺激されるアイテムであることには間違いない。
 
 SegwayのHP
 http://www.segway.com/consumer/home_flash.html

 かなりワクワクする。こういうのって。


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 お知らせ

 Ginger(Segway HT)は、アップルのスティーブ・ジョブズも世紀の発明と認めていたそうです。


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