眼を空けて観るユメ≫芥
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≫2006年05月03日(水)≫
居場所なんて無い
そう何処にも
そんなの、ずっとずっと前から知ってた事

皆幸せで
僕はきっと誰より幸せで
ならば何故こんなにも虚しいのか
それがさっぱり判らなくて
何も出来ない事が虚しくて
何もかもを捨てたくて
此処ではない何処かへ行きたくなる
そう ずっとずっと遠くへ

都会へ移り住みたいと朧に思う
けれど資金はどうするんだろう
これ以上親を苦しめるのも申し訳無い
どうせなら学校にでも行きたいと思う
しかしその資格を僕は持たない
何にしてもまずは金を溜めるべきか
働いて
貯金して
大検受けて
部屋を片付けて
身体が軽くなったら
って
それは一体いつの話?

遠くに行きたい
何もかもが煩わしい
もう、構わないでくれ
僕の事など放っておいてくれ
そう、強く思う
何がそう思わせるのか
僕はよく判らないけれど


愛せる人が欲しいと思った
可愛い人が良い
だけど強い人が良い
僕の愛するというエゴを受けても折れない人
人を愛する事が出来なくなって
僕は調子を崩した気がしないでもない
恋がしたいだけかもしれない
それでも構わないと思っている
兎に角、誰かを想いたい
それがきっと僕の原動力になる
恋愛無しで生きられない人を僕が厭うのは
きっと僕がそうであるからだろう


次の恋に急ぐのはきっとまだ諦めがついてないからだ
自覚も出来ない程深い場所で葛藤があるんだろう
あの子は思い悩んでいる
其の一旦に僕も絡んでいる
それが僕は心苦しいが僕には解決出来ない
あの子の想い人は僕を芸能人でも慕うように慕ってくる
それが僕は煩わしい
逃げれば追い駆けてくるが、だからといって逃げなくても変わらない
だったら関わりたくない
そもそも僕は男が嫌いだ
特に同い年の男は大嫌いだ
だから僕は関わろうとしない
だけれどその負担はあの子にかかる
あの子が苦しそうに僕に言う
どうにかしてやりたいとは思う
だけどどうにも出来ないじゃないか
僕があの人に会おうが会うまいが変わらないんだから
そういう事を延々考える内何処かへ逃げたくなる
県内に居るからそういう目に会うんだ、と
誰にも会えない場所へ逃げれば問題無い、と
僕の中で僕が囁く
逃げたい


他の趣味の件でも逃げたくなっている
毎月毎月行っていて
でももう大分興味も失せていて
やるからには徹底してやる主義だから何だかんだでやっているが
正直しんどい
もう辞めたい
何年も前からぼやいては止められて続けている
知り合いも増えた
それは嬉しい
やってる瞬間は確かに楽しい
しかしそれで良いのか?と疑問が頭を掠める
毎月毎月其れの為に多額の出費をして
時間も労力も大幅に消費して
本当にやりたい事に金銭も時間も何もかも使えないでいる
終いには実生活まで圧迫している
それで良いのか?良く無いだろう?
疲れたんだ
ほんの少しでも良いから休みたい
それすらも敵わないのは何故?
そうやって考える内逃げたくなる
県外へ行ってしまえば助かるだろう、と
もういい加減疲れたんだ


今現在何よりも悩んでいる二つの事
その両方が県外へ出てしまえば片がつく
だから早く外へ行きたい
此処に居たくない
遠くへ行きたい
逃げたい


疲れてるな
馬鹿だなぁ
もっと意思が強ければ良いのに
逃げなくても済んだろうに
馬鹿だなぁ


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