泣き虫な彼と、可愛くなりたいあたし。
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2005年03月01日(火) 早すぎるよ…
知らない間に、大好きな人がいなくなってたり
それを、だいぶん後になってから知らされるのは
他人だから、仕方ないのかもしれないけど。
やっぱり悲しい。




笑えない冗談言ったり、叱られたり、抱きしめられることも、
あのぶっきらぼうで、不器用な優しさも
家族や特別な人だけが呼ぶ、あたしの呼び方を
呼んでくれることも、もうないんだよね。





まだ、約束の日まで3週間もあるのに。
ちゃんと、その時を見ていて欲しかった。


まだ、終わってないよ?
約束したじゃない。
最後の仕事だと思って面倒見てくれるって。
なのに。なのに。




あたし達に心配かけるからって
ずっと病気のことを隠してたけど
ホントは聞いて知ってたよ。


あんなに元気だったのに
段々細くなって、やつれていって
すごくしんどそうだった。


ずっと、痛みや苦しみに耐えて
あたし達のことみてくれてた。
あんなに強い人を、あたしは知らない。




悲しいとか、寂しいとか
まだ、全然実感がなくて
聞いた時も涙もでなかった。
ただ、信じられない。嘘でしょ?って。


仕事を切り上げて、夜の10時頃、教会へ行って。
少し離れた場所から、あの人を見たけど
まるで、ホントに眠ってるみたいで。
そのうち起きだして、いつもみたいに「ガブ」って
呼ばれそうな気がした。




傍に寄って、体に触れて
そしたら、今まで一粒の涙もでなかったのに
泣けた。めちゃくちゃ泣いた。




生きてる時に、ちゃんと「ありがとう」って言いたかったよ。


あれが最後だったなんて。
早すぎるよ。急すぎるよ。
あの日が最後だってわかってたら
もっと、もっと、一緒にいたかったよ。
後悔しても、もう遅いけど…遅いけど。




保育園時代からずっとお世話になってたのに
色んなことをしてもらって、教えてもらって
なのに、あたしは何も出来なかった。
最後まで、ちゃんとお礼も言えなかった。




いっぱい、いっぱい、迷惑かけてごめんなさい。
いっぱい、いっぱい、心配かけてごめんなさい。


ずっと、見守ってくれてありがとう。
先生…いっぱい、いっぱい、ありがとう。




3月27日、約束の日。
その時、先生の姿はそこにないけど。
いつものように、見ていて下さい。




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モモも、教会で何回か会って知ってる先生だったから
「まだ、大丈夫やと思ってたのに…」ってビックリしてた。
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