えぇ、三島由紀夫読み始めました。今までも読んでたんだけど、久しぶりに。 最近ずっと軽い文体というか、エンターテイメントを読んでいたので、重いというか、考えながら読むような、綺麗な日本語で書かれた小説が好きなのです。 三島由紀夫は去年の……7月位に「音楽」を読んで以来かな。 やはり三島由紀夫の文体はいい。めちゃくちゃ嵌る。 今読んでいるのは三島作品最後に読もうと思っていた「豊饒の海」の1巻です。話題になっているから…というのではなく、映画の前売りを買ったので、映像を見る前に読まなければ! と思ったからなのです。 絶対にこの文体を先に堪能しなきゃいけないんですよ。殆どの作品は先に原作、もし映像を先に見てしまったのならば原作は読まないと決めているけれども、この人の作品は特に先に読まないとね。好きな文体だから映画の映像が頭に浮かんでしまったのであれば絶対に芯から三島文学を楽しめないような気がして。 CMも公開されているからかなり映像が入りかけていますが、今の所大丈夫です。というか、意外と映像見てからでも大丈夫かもしれない。それ位この人の文章は独特というか、綺麗で、他の何者も入れる事が出来ない位の世界観があるのかも? しかーし、この作品は本当に三島作品最後だから、最後に読みたかったのに、ちょっと、いやかなり勿体無い事をしてしまっているかもしれないなぁ。 この人の作品は出版順に読んでいるというわけではないので、読みたいと思った作品をランダムに読んでいるのですが、何故か「豊饒の海」だけは拘りを持っていた。多分最後の「天人五衰」があの事件の直前に出来たというか、渡されたものだからなのかもしれない。
この人の小説を読むと、次に読む本が難しくなる。どれも軽くなってしまって、読んでいると虚しくなる事もよくあるのです。 次は町田康の「告白」かなぁ。 これはこれでまた次に何読むのか難しくなりそうな気はするのですが(笑)
■写真集■ 風景というか、何でもないもの、何気ないものばかり写した写真集が欲しいんだよね。つい見てしまうような写真集。 そういや、中学の頃は人物の写真集が欲しかったんですよね。好きなミュージシャンとか、俳優とかの写真集ではなく、一般の人の何気ない仕草ばかり撮った写真集を探していました。 でも、写真集ってパックしてあるから、中を見る事が出来ないのがいたいんだよね。 今機になっているのは雑貨の写真集(旅写真?)と、路地裏の写真ばかり集めた写真集です。 写真集ではないけれど、前に出た「aikoぼん」も気になる所(笑) 別にaikoが好きというわけではないんだけどね。 寧ろ曲は嫌い…(aiko本人は好き)なのですが、あの本の作りが好きなので(笑) ああいう本をB'zが作ってくれたらもう…ね(笑) ま、無理だろうけれども。 楽しんで作ったというのが解る本っていいですね。
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