創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年10月23日(日) 斬鬼。

いい話だ〜。
メルマガをとっているのですが、今回は斬鬼さんだったのですが、意外にお茶目というか、砕けた部分を持っている人で、役者としても、人間としても男としても好きだなぁ…なんて感じていた次の日にあの話ですよ。
やっぱり変身しちゃったんだねぇ。
来週なんか胸おさえてましたが……死んじゃうなんて事は絶対にさせないで欲しい。この人にだけは…いや、鬼全員に哀しい運命を背負わせて欲しくないです。物凄く正しい大人たちが沢山いて、子供の成長を悩みながら見守っているいいドラマなのだから、哀しい運命だけは……と思うのです。
朱鬼さんは呪術で姿を若くしていたんですね。どう見ても若いから、斬鬼さんの先生ってのはちょっと…と思っていたので、納得です。
斬鬼さんの古傷は朱鬼さんがつけた傷だったのですね。魔化魍を倒す時に利用したと思っていたら、確かに利用はしていたんだけれど、それはもし自分が逆の立場でも同じ事をしていたという事。それだけ魔化魍を憎んでいたんだねぇ。
だからといって、仲間共々倒していいというわけではないんだけれども。

鬼とは鬼ではあってはいけない。
その意味をまだあきらは(明日夢くんも)解っていなくて、斬鬼さんや威吹鬼さんに「憎しみを捨てろ」と言われていた時に朱鬼さんから「捨ててはいけない。それがお前の力になる」なんて言われた日にゃ、そっちを信じてしまうというか、それまでのあきらくんの支えになっていたものを否定されてしまったのだから、支えを肯定してくれて、尚且つ鬼になっている人が目の前に現れたらそりゃ信じちゃうよなぁ。
何が良くて、何が悪いのかなんてそんな簡単に見つけられるものではない。だからこそ悩んでしまうんだよね。
それは大人になってから、鬼になってからでも同じで、威吹鬼さんは宗家の鬼として朱鬼を倒さなければいけない。そんな仕事をするのは初めてで、でも宗家の人間なのだから「嫌だ」と逃げるわけにもいかず、彼も悩んでいるんですよね。響鬼さんにサポートを頼むけれど、彼は引き受けない。
「綺麗な仕事ばかりじゃない」
と、威吹鬼さんの頼みを断るわけですよ。
全ての戦いに行くというわけじゃないんだね。時には1人で闘わなければいけないという鬼としての使命を威吹鬼さんに教えたのかも?
相変わらず深いです。
そして、相変わらず邪魔な転校生はまた出てきましたが、もう本当にいいです。1人よがりな人を見るのはしんどいなぁ。


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未森

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