創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年09月16日(金) 村上春樹、東京奇譚集。

買いましたよ。春樹の新刊を!
この所結構まめに新刊出してくれているような気がする…あ、3月のは新刊じゃないか(笑) 「海辺のカフカ」の文庫化もあったから、新刊を沢山出してくれているような気持ちになっていただけで、久しぶりの新作なんだよね。
そうていはとても大人しい感じのもので、何となく高級感があるような気がする。別にそんな装丁はいらんのだけれども。
これと同時に何故か「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のハードカバーも出版されてた。
何故?
これ、3回ハードカバー化しているのに、更にまた?
初回のは初回限定。
2回目は限定ではないバージョン。
3回目は全集で。
で、また?
何故こればっか何度も同じのを装丁を変えて出すわけ?
しかも、文庫は分冊しやがって。
そんなに何度も出すんだったら、文庫で1冊に纏めたものを出してくれよ。それだったら買うよ。
しかし、初回限定のと、その次に出されたバージョンが好きです。私が持っているのは次に出されたハードカバー。
大好きな作品なだけに、こう何度も出されると正直ムカつく……
まず分冊しているのもムカつくポイントなんだけれども。
人気のある作品なだけに、それだけお金儲け出来ると思ってこんな事やってんだろうなと思うと、春樹のそういう所がどうにもね……
でも、新刊は買ってしまう(苦笑)
短編集だから、ちょっと期待してるしね。

これからの春樹に期待してるのは「象の消滅」の文庫化。
でも、これを分冊されると本当に萎える。
この本のボリュームから分冊する可能性は90%なんだよね。そこを分冊しなかったらブラボー。
でも、短編集を分冊って最悪だよね。

立て続けにハードカバーの本を買ってしまった。春樹の新刊は元々買う予定だったけれど、その前の本は予想外でした。
でも、読みたいと思った本だから、新鮮な内に読み始めよう。


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未森

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