| 2005年06月20日(月) |
そんなレーサーいねぇよ!! |
ドラマ「エンジン」ですよ。 命を掛けたレースですよ? 下手したら命を落とす事があるレースですよ。ドライバーが別のドライバーの車をわざとクラッシュさせるようなセッティングに変えるレーサーなんていないっつーの。そりゃ、荒い運転とか、レース上での争いはあるよ。勿論それによっての事故もある。でも、わざとマシンをちゃんと走らないように弄るレーサーがどこにいるんだよ。 人としても最低ですが、レーサーとしてそれだけはやっちゃだめでしょ。っつーか、いないと思うんですけども。 これまた次郎をいいように見せる為の脚本なんだろうけれど、そんなレーサー(しかもプロ)はいない。自分も同じレースに出ている、同じように走っているからこそやらないだろうが。 F1好きなので、こういう部分は軽く書かないで欲しかった。主人公をいいように見せる為というのも解りますが、陳腐だなぁ。 それをやらないと、主人公の魅力を描く事が出来ないんかい! F1好きな人も見ているんだから、最低の人間を書くとしても、この書き方は止めて欲しいです。単純すぎる。 最低の人間だけれど、それだけはしない、別の嫉妬の仕方を書いてこそプロってもんでしょ。 やっぱりこの脚本家駄目だわ。 腕がないです。単純な方法でしか物語を作れないんだろうか。白と黒しかないというのが悪いとはいいませんが、レーサーを描くならば、レーサーの魂をきちんと描いて欲しい。それが敵役でも同じように。 「趣味だから」 「おぼっちゃんだから」 で、許される世界じゃないと思う。お金持ってるから出来る事ではない。人の命にかかわる事だから。
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