創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2005年06月09日(木) 今読んでいる本。

蝶狩りを読了したので、未読の本を読もうと思っていたのですが、急に「アムリタ」を読みたくなくなったのでまた読んでおります。これを読むとカポーティの「カメレオンのための音楽」も読みたくなるんですよね。一度読みましたが、竜一郎のような気持ちにはならないというか、面白いと思う部分をまだきちんと見出せていない気がしてならない。
短編集が苦手というのもあったしね。
今読めば違った何かが見えそうな気がします。「アムリタ」を読了したら次はこれを読もうか…とも思うのですが、また「象の消滅」を読みたくもなっているんですよね。そして「とかげ」やその他のばなな作品も読みたくなっている。でも、本の誘惑というのはいつでもあるので「アムリタ」を読了した時に何を読みたいと思うのかは今は解らない。
買っていない本でも読みたいと興味を抱いているものも結構あったりするから、それを手に入れるかもしれない。最近ハードカバーモードにもなりやすいから、鞄の中にはハードカバーの本が入っているかもしれない(笑) ハードカバーといえば五條瑛だから(私の中では)五條作品の何かを読んでいるかも。
未読の本よりも再読したいんですよね。でも、読みたい本も沢山あるから、どんどんと本が増え続けて悪循環になっていますが(苦笑)
この所ずっと小説の映画化、ドラマ化ばかりで、それらの本にあまり興味なくなってしまっています。買って、その後にドラマ化(映画化)決定というのもあるので、それは公開される前に読んでしまおうと思ってます。
オリジナルのものを作ろうという気はないんでしょうか。いや、勿論オリジナルのものもありますが、最近は小説や漫画、ノンフィクションの本の映像化が多い。あまり原作のあるものって好きじゃないから、なんだか悔しい。読む本を減らされているようで… いや、勝手に読めばいいんだけれども。それに、映像を見たくないのならばそれを見ずに本を楽しめばいいんだけどね。映像化する事によって、本が売れるというのもあるから、どちらにとってもいい話ではあるんだろうな。本を読む人が減っているみたいだから。
でも、それだから軽い話というか、軽い文体というか、単純なのが増えてしまって、本好きとしては物足りないというか、軽視されてしまっていてつまらなくなっているような気がします。


 ←昨日  目次  明日→


未森

My追加