どこまで素で書けるかな?

2001年08月19日(日) 遺言。

大きな望みの一つに、「ダンナよりも先に死にたい」というものがある。

私は自他ともに認める打たれ弱い人間。
伴侶が亡くなる悲しみに耐えらない自信があるのだ。

ダンナよりも先に死ぬということは、彼に対して遺言を残さなくてはいけない。

何にしようか眠れない夜に考える。

好きな人を作らないでっていうのも可哀想な気もするし、私のことを忘れないでねっていうのも当たり前すぎる。

そこで、一つ思いついた。

「私の代わりだと思って、ネコを飼ってちょうだい」

よし、これにしよう。

我が家にはすでに愛猫がいるが、彼女がまだ生きていれば彼女で良い。
いなかったら別のネコを飼ってもらおう。

ネコ好きの彼は快く承諾するだろう。
そして、存分に可愛がるだろう。
新しく妻を迎えたとしても、彼女よりもネコを愛するだろう。

なんせ、今がそうだからね。


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koma [MAIL]

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