2005年01月24日(月)
お姫さまの毒リンゴ
しつこいチャイムとノックの音で、昼寝からさめたのです。 なんだなんだと玄関に行くと 「○○(カタカナ)の●●(苗字)ですー」と 明るい女性の声。 ○○にも●●にも覚えがないけど??と 覗き窓から覗いてみたら…あれ、何も見えない。
普通なら、その場に立っている人がよく見えるはずなのになぜか 茶色い何かが窓を塞いでいる。
ドアの向こうの人は●●ですよー?と連呼。 何を聞いても名前しか言わない。 しょーがないのでチェーンをかけてドアを開けると そこには、25くらいの、お姫さまみたいにきれいなお嬢さんが にっこり笑って立っている。 と思ったらみるみるおどろいた表情に変化。 そして 「え…?あら、ご挨拶に来たんですけど、〜〜さん? もしかして最近越していらっしゃいました? いつごろ引っ越していらしたんですかー?」と、質問連打。 こちらからも質問。○○ってなんですか、何の御用ですか? それには答えずにこにこと質問し続けるお姫さま。 おととしはいらっしゃいませんでしたよね、いつごろからお住まいですか? 以前住んでいた方がお客様で…
このあたりで、ぶっつーーーーん、と堪忍袋の緒が切れた音がして。 「帰れぼけ。勧誘なら勧誘とさっさと言え。こっちは忙しいんだよ」 こんなかんじでお帰りいただきました。 もーちょっとやわらかい言い方したつもりだけど お姫さまはひきつった顔で、帰っていきましたとさ。
追い返した後、なんであんなに腹がたったのか ちょっと考えてみた。
1/きれいな若い人だった。
なんかね、JJとか、そういうの読んでるんだろうなーってかんじの。 お化粧もそれほどけばくなくて。栗色の髪を、くるくるさせて。 OLさんが好きそうな、千鳥格子のコート着て。 どう考えても、今ここにいる、上下フリース着たノーメークの中年より 幸せであってしかるべき、だと思うんです。 それなのにあなた、いったい何やってるのかと。 お姫さまが毒リンゴ配ってるなんて、間違ってるよ、と。
2/窓。
覗き窓をわざわざ塞ぐなんて。自分で自分のことを 「私あやしぃですぅ」ってばらして、どうする。 悪いことするなら、きっちり悪いことしないと。
3/寝てるところを起こされた。
やっぱこれだな。
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