2004年04月23日(金)
電話線の中の小さな人
電話線の中には小さい人がいて 話したことを次から次へと 伝言ゲームして 相手に伝えてくれていると 思っていたのですよ 子供の頃。
携帯電話とかコードレスとかになっちゃって 電話線がなくなって 小さい人もいなくなって どうして電話ができているのか よくわからないけど それでもやっぱりきっとどこかで 小さい人があっちとこっちを繋いでくれているんだと思う。 名前もない見えない小さな人。
外務省が何もしてくれないと 憤る人たちがテレビに映っていて でもその外務省の中には たくさん小さな人たちがいて 名前も姿もテレビには映らないけど あなたたちが解放されるようにと 毎日暑い国とこちらの国とで仕事をしていたはずなのに。
世の中はそういう小さな人が 小さな手でひっそりと動かしているのに 大きなかたまりしか目に入らなくなっている人たち。
平和とかボランティアとかそんなことはすべて 小さな人たちのためにあるはずなのに、ね。
なにか感想がありましたら、ツイッターで。
Myエンピツ追加
この日記についての説明↓ ■ぐるぐるぐりぐりとは、何ぞや。
もっと兎が見たい人は→home
|