解放区

2014年09月07日(日) 今日の一日/梅を干す

今年は不思議な天気が続いた。梅雨のあとも、西日本にはひたすら雨が降り続けた。おかげで梅が全く干せなかった。

今日、ようやく天気の日を迎えたので、朝から梅を干した。干したところから一斉に梅のいい香りが広がった。

気分が良かったので、そのまま朝ラーメンでも食べようかと京都駅にバイクを走らせたが、早朝とは思えない大行列に心を折られてそのまま帰宅。まあ、並んで食っても良かったのだが、そうすると親父の朝食に間に合わない訳で。間に合わないとこれまた色々と面倒な訳で。

結局京都駅まで早朝のバイクドライブしただけに終わり。帰って親父の朝食を整え。

昼はケッカ風のスパゲッティと近所のパン。たまらずブルゴーニュワインを空けた。しかし今日のワインは外れだった。不味いピノノワールは結構悲惨やわ。まあ、これも勉強やな。

そんなわけで、体もぽかぽかになったので、近所にかき氷を食べに行った。これが意外に旨くてびっくり。量も多くて、最後の方は味がわからんかったわ。


今日は玄米を炊く日と決めていたので、玄米に梅酢を入れて炊いた。今日は弱火で30分+強火にしたら5分くらいで沸騰したので、へたれて再度弱火にして10分、それから20分蒸らした。

玄米を楽しみに食べたが、まあ普通に旨かった。と言うのは、梅酢を加えた意義があまり感じられなかった。今日は2合に塩分濃度15%で漬けた梅酢を大さじ1加えたが、梅の香りも塩気も感じなかった。

加える梅酢が少なかったのかもしれない。あるいは、てめえ的にはむしろ炊いたあとに梅酢を加えるべきだったような気がする。そんなわけで、今度は炊いたあとに混ぜ込んでみるわ。

サンマが安くなっていたので人数分の焼きサンマと、親父の大好きな焼き茄子。あとは近所の朝取りモロヘイヤ。

てめえの住んでいるあたりは、鷹峯や上賀茂から農家のおばちゃんが野菜をリアカーに積んで売りにくる。すぐきも漬けたものや中途で摘み取ったすぐき菜なども売ってくれる。

タイミングが合わないと買えないが、そういった文化のせいかてめえの住む地域の八百屋やスーパーでは京野菜を優先的に扱っていて助かる。

モロヘイヤもその一つで、もともとてめえは好きなのだが、地元のモロヘイヤはとても柔らかい。今まで買っていたものは茎が固いので一つ一つ葉を摘んでいたのだが、朝摂ったばかりのモロヘイヤは茎まで柔らかい。

このモロヘイヤは、そのまま茹でて叩いて、鰹節と醤油で和えてもいいし。エジプト風にニンニクを利かしたスープにしても良い。前者は出汁も加えて濃い味にして、そのままご飯に乗せれば「モロヘイヤ丼」になる。後者は太秦時代によく作った。このときは近所に鶏専門店があり、安くでガラをわけてもらっていたのだ。

時間さえあれば、安くでもらったガラをコトコト煮れば良い出汁が出る。煮ている間に麺を作ったり、面倒くさければそのまま鍋にしたり。今考えたらいい時間を過ごしていたと思う。

今住んでいるところはガラは手に入りにくい。太秦まで買いに行く気にはならず、従ってどうしても和風になってしまう。


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い・よんひー [MAIL]

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