独り言は心の叫び・・・
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2008年05月11日(日) 端午の節句と母の日に思い知らされる現実・・・

5月5日の数日前、嫁いでもう使ってない姉の部屋に、冬用の布団をしまいに入った。

・・・あっ。

そこには、端午の節句の鎧兜が飾ってあった。

久しぶりに見た。十数年ぶり・・・いや、もっと前かも。

切なくなる。

母さん・・・なぜ今になっても飾るの・・・?
それとも、俺が知らなかっただけで、姉が嫁いでから空いた部屋に毎年飾っていたとか?

思い出す。

リアルな鎧兜の武将姿に怖くて泣いた幼少時代。
横に飾ってある刀を使って遊んだ幼少時代。


母方のお祖母ちゃんが買ってくれた鎧兜。立派な三段飾り。

俺の成長を願い、災厄除けのお守り、五月人形。

なのに今の俺は・・・俺はーー!!

本当に申し訳ありません・・・。



そして、今日は母の日。

嫁いだ姉さん2人が母の日を祝いに我が家に集まっていた。

しかし、俺はいつもの日曜日通り、昼過ぎに起き、
昼ご飯を食べにノソノソとリビングへ。

昼ご飯は、我が家恒例の祝い事の定番、出前寿司。

家族はリビングで一家団欒中。しかし、こんな俺は蚊帳の外。

家族とは一言も交わさず、食卓でそそくさと寿司を食べる。味わっていられない。

何?この緊張感は。まるで他人の家で食べているかの様・・・。

そして、逃げるかのように自分の部屋へ行き、ホッとする。

なんなんだよ俺は・・・。



信じられないでしょ?こんな家もあるんですよ。現実に。

家族と同居していても、この疎外感と孤独感・・・。

こんな事が俺が中学時代から続いているんです。

俺だって立派な人間だったら母の日でも父の日でも一緒になって祝いたいわ!

でも、これが現実なんです。

本当にこれが夢であって欲しいがね・・・。


杉 |MAIL

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