☆★☆ たぬきの嫁 ☆★☆
一昨日の夜は、相方サンと一緒に寝た部屋・・・・。
昨日の夜は、相方サンの匂いだけが残る静かな部屋・・・・。
今日の夜も、相方サンがいない部屋で一人ぼっち・・・・。
静かな部屋・・・・。
相方サンの笑い声もない・・・・。
相方サンのぬくもりもない・・・・。
相方サンの匂いも消えてしまった・・・・。
相方サンが着ていた部屋着をアタイが着て、 相方サンに包まれている気分を味わう・・・・。
そうやって、楽しい週末の後を過ごすのだ・・・・。
楽しかった週末は、アっ!というまに過ぎていき 寂しさだけが残る・・・・。
相方サンの余韻を味わいながら、幸せを思い出す・・・・。
一人で寝るのができなくなった・・・・。
一人だと安心して眠れない・・・・。
夜が怖い・・・・。
人の肌が恋しい・・・・。
相方サンが恋しい・・・・。
あの大きな背中に手をまわしたい・・・・。
あの長い腕の中におさまりたい・・・・。
あの心臓の鼓動が聞こえる胸に顔をうずめたい・・・・。
あの筋肉質な足にアタイの足をからめたい・・・・。
顔をあげれば、相方サンと目が合う・・・・。
そして「んぅ?」って言って、微笑む・・・・。
髪の毛を優しく撫でてくれる・・・・。
でも、相方サンはいない・・・・。
今は、一人ぼっち・・・・。
今度の約束をしていない・・・・。
今度はいつ会えるのかな・・・・。
今度は会えないって言ってたから、その次かな・・・・。
今度が長い・・・・。
はやく会いたい・・・・。
今すぐ会いたい・・・・。
一人ぼっちの夜はキライ・・・・。
一人で寝るのは大キライ・・・・。
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