サボテンは歌う。

2004年06月13日(日) へそ曲がり。

BSで5月の海老蔵襲名披露公演の模様を放映していた。

演目はぜひとも見たいと思ってた「口上」と「暫」。
どうせだったら「暫」よりも「勧進帳」を放映してくれればいいのに〜。

さて、この番組、演目以外にも海老蔵のインタビューやら
昔の画像やら、色々お宝シーン満載でとても見応えがあった。

中でも、海老蔵が襲名に向けて練習しているのを熱心に指導している団十郎の姿が
たくさん映っていて、「ああ、きっと自分が海老蔵や団十郎を襲名する時にも
こうやって父親から指導を受けたかったんだろうな」と思えて泣けてしまった。

そして、それなのに大事な襲名披露公演の最中で降板せざるを得なかった団十郎・・・。

何だか思い切り団十郎を応援したい気持ちになった。

だいたい、皆さん、「今の海老蔵はお祖父さんにそっくりだ」ってと言うばかりで、
父親の現団十郎に全然触れないのはひどいよ。

そりゃあ、現団十郎は全くハンサムじゃないけどさ、だからってそこまで
あからさまにしなくてもいいじゃん!


・・・と俄団十郎ファンは拳を握りしめているのです。



しかし、わざわざ海老蔵の襲名披露を見に行って、その結果出てもいなかった
団十郎のファンになってしまう私のヘソまがりっぷりはいかがなものか。


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