日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2005年07月18日(月) 新散歩法

今日はちょっと悲惨でした。悲惨だけども、それなりにおかしくのりきりました。

朝、父が「貪欲に、遊ぶのだー!」と叫ぶので、そうだそれこそが人生のテーマだ!とわたしも思って出かけることにしました(しかし父本人は仕事へ行くのでした)。

悲惨なのは帰りでした。行きは父に駅まで車で乗せて行ってもらったので、帰り道、自転車なし!こんなに暑いのに!
バスを使うか歩くか迷っていたら、バスが行ってしまったので歩くことに。歩くことは好きなので、心配なのは暑さだけでした。

心の支えはiPodからながれるグッドミュージックたち。好きな音楽は、わたしをたのしく前へ進ませてくれます。

それにしても暑い。ただでさえ歩くのが遅いのに、暑すぎて歩いても歩いてもなかなか前に進まない気がします。でも、あ、信号がもうすぐ赤になっちゃう!と思って走ったら、あっ!
サンダルがこわれた...。


ががーん。

かすかにびりっといって、足首のベルトの部分がとれてしまいました。うそー...。

うまく歩けなくなったので結局バスに乗りました。しょうがない。ちょっとかなしくなったけど、足首にベルトだけついている姿がすこしコッケイで、貧乏くせえなーと思ったらおかしくてね、まーしょうがないしょうがないと思いました。
バスを待っているあいだ同じバス待ちのおばちゃんが、あついねぇなんて声をかけて下さった。知らないひとと顔を見合わせてにっこりする、そういうことがとても嬉しいです。
バスから外を眺めていたら、ベランダいっぱいに大きなぬいぐるみをたくさん干してある家を見つけてほのぼの、そんなことも嬉しいです。

バスを降りたら家まで歩かねばなりません。
ちんたらちんたら、みじめな感じで歩きます。
日傘の下から、木々の影が映るのがたのしいな。
セミのはねが落ちている、けっこうきれいなものだなぁ。
思いついた新散歩法。
携帯電話のビデオ機能を使って、歩きながら目に入るものや景色をただ撮りながら歩くというもの。日射しの感じとか、すれ違うひととか、近付いてくるでんしんばしらとか。ただ撮る。毛繕いするのら猫に近付いていったらすごいこわい顔をしていて驚いたけど。これ、けっこうたのしかった。あとで撮ったのを観てもなかなかおもしろかった。
これまたやーろせ。

あぁ、そうそう、白川公園になんという花かわからないけれど、色とりどりの花がきれいに咲いていて、そこにアオスジアケハが来てあっちの花こっちの花と飛び回るのでしばらく観察をしていたのですが、その花の葉や茎に、いっぱい、いっぱい、セミのぬけがらがくっついていました。この公園では1日にいったいどれほどのセミが誕生するのでしょうねぇ。


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