日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2005年02月09日(水) ごめんなさいまた不安の波が。

なんて狭くて不健康な世界で働いているのかと思います。
わたしは自分の行く末が恐ろしいです。

昔斉藤和義が、誰もが誰よりもいちばん悩んでる、と歌っているのを聴いたときはけっこうな衝撃で、あぁ、そうだよな、みんなきっとなにかしらツライんだ、わたしの考えや想いなんてずいぶんとあまっちょろくて、たいしたことはないのだろうと思ったものですが、最近はそんなふうには思えなくて、イヤな大人になったもんだと思います。みんなもつらいかもしれないけど、わたしだってつらいと、どうしても思っちゃう。

入社した頃、こんな大変な仕事はわたしにはできないと思って、辞めさせて下さいと上司に申し出たとき、さんざん泣いて無理だって言ったのに、なだめすかされて、どうしてまた頑張る気になっちゃったんだっけ。
短大卒業して、しばらくふらふらしていたわたしは、社会人として、なんでもいいから一度頑張ってみたかったのよね。ここでまた、すぐに辞めたらバイトの頃と同じだ、辞めたいとか、すぐにそんなこと言ってたらだめだと思ったんだよね。ここで頑張れたら自信になる、と思ったんだったね。

あれから4年。あのとき辞めておけばよかったのにと、正直思ってしまいます。こんな状態になるとは、あの頃思いもしなかった。だけど、そんなこと言ったらあの頃のわたしがかわいそうですね。でももういい加減自信もついたし、強くなったし、鍛えられました。もうこれ以上強くなりたくないです。弱いひとたちが羨ましい。

きっと、日々のごまかしが効かなくなってきたんだよ。
ねぇ慣れてきたよってアンタは言うが慣れなんて、通じないさ、意味がわかんない。と、中村一義くんがうたったのを聴いたときは、自分のことだと思って苦しくて、しばらく中村君を聴けなかった。
聴かないことで自分をごまかしてないで、その時動かなくてはいけなかったんだ。

今はもう、すぐには動けないから、せめて、わからなくなってしまわないように、わたしも夢ノートをつけようかなと思います。ミカちゃんの日記に書いてあったんだ、やりたいことを忘れぬよう、ひとつひとつ書き出しておいて、チェックをするんだって。それくらいしないと、土曜日の帰り道わたしは、自分がナニをしたかったのかわからなくなって、せっかくの午後の休みをどうしようって、さまようばかりになっちゃう。半泣きで。

調子がいいときは、やりたいことだらけなんだから、そういう時にいっぱいメモしておこう。

最近は堀井和子さんの本を持ち歩いています。「アルネ」なんかで堀井さんを好きだなぁと思うようになって、でもエッセイを買ったのは初めてです。シャンとしていてとても好きです。素敵なひとのエッセイは、薬のようなもの。流されるな、忘れるな、自分のリズムを取り戻せって。

もし今日のこの日記、読んで下さった方いらっしゃったなら、不愉快な思いさせてごめんなさい。でも心配なさらないで下さいね。だいたいわたしはこうして書くことですっきりするところがありますので、明日にはけろっとしてますから。なんせ図太いのです。

そんなことより今日はおばあちゃんの誕生日でした。
アンティークのビーズでちょっぴりゴージャスな、キラキラの指輪を作ってプレゼントしました。
プレゼント、何にしようかとても考えてこれを思いついたのだけど、すごく喜んでくれて早速つけてくれました。とても嬉しい!サイズもぴったりだ!


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