日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2005年02月02日(水) |
フンデルトワッサーさんのこと。 |
フンデルトワッサーさんは、もう亡くなられていますが、ウィーンの建築家、というか、芸術家です。
このひとのことを、ずーっと気になっていました。 何年か前に、石井竜也が中学生の頃からの憧れの人ということで、NHKの番組でワッサーを訪ねたのを観ました。石井さん見たさで見始めたにもかかわらず、ものすごく素敵で驚いてしまって、このひとのこともっと知りたいと思ったからです。 でも名前を忘れてしまっていたのでした。
覚えているのは、森の中に住んでいて、ひげもじゃ、よぼよぼ、仙人みたいで、目がとてもきれいだったこと。 住んでいるお家の天井が原っぱになっていて、お家も、そのひと自身も、森みたいだと思ったこと。 そのひとの建物は、他のも、ぐにゃぐにゃしていてカラフルで、今まで一度も見たことのないようなものだったこと。こんな家、住めるのか?!と思った。でも強烈に素敵だった。 森や自然と共存した徹底した生き方。 かたちんばのくつしたをはいていたこと。 話し方が静かなこと。 石井さんの、この取材の数カ月後に亡くなられたということ。
建築の雑誌を立ち読みしたりして、思い出そうとしたことも何度かありましたが、結局わかりませんでした。家を見たらわかるだろうと思ったんだけど…。
でも今、名前知ってるじゃん、どうして?!って、それはね、この前の日曜日、部屋の模様替えの際、出てきた数年前の日記帳に、その番組を見たことが書かれている日を発見したのです☆ 前の日記帳だわーと、何気なく読み返していたら、2000年5月6日、番組を見て感動したと、いっぱい書いてあったのです!わ!!! あぁ、これでまた、いろいろ調べられる。日記、書いておくものだね!エライぞ、わたし!
それで早速、この便利な時代、ネットで検索してみました「フンデルトワッサー」。 あらたに知ったことで驚いたのは、ジブリ美術館、ご存知宮崎駿監督がデザインをされているのだけど、宮崎監督は大のワッサーファンで、『フンデルトワッサーのような(思想を取り込んだ)建物にしたい』という想いでデザインされたということなのです! 以前ジブリ美術館を訪れたとき、素敵すぎて号泣しながら(本当に。)館内をぐるぐるしたのですが、そうかぁ…ワッサーさんのようにって創られていたのか…。そういえば、あそこも屋上、緑化してる! やはり、良いと思うものは、繋がっているのだなぁ。 ちょっとうれしいというか、興奮。自分の感覚、ちゃんとしてるな。うんうん。
あと、昨年の6/26、『美の巨人たち』でワッサーのことを取り上げたらしい!くー!わたしの誕生日じゃん!その日は皆川明さんの講演会だったんだってば!今さらすぎるけれど、見たかったなぁ!
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