日々、ポケットへつめこんでおいたこと。
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2005年01月25日(火) 亀の上の女の子

なんだか観たいものがたくさんありますよ。

今あたまの中には、「夜王子と月の姫」といううたがながれています。
優しい気持ちになります。悲しいうただけれど、悲しい分優しくなるのだわ。さっきまで眠っていたので、少し朦朧としたあたまの中で、この曲がぐるぐるしているのは、少し切なくて、でも心地よくて。
そしてこのうたは銀杏BOYZさんのうただってこと。これ、もう、このひとら、こんなうたも歌うんだものねぇ。まいっちゃうよカムパネルラ。峯田君の声なんて、あんまり好きじゃないけれど、すーごい好きだ。

auがお菓子をイメージして作った「Sweets」という新しい機種を出すらしいです。お菓子とは!わたしはボーダフォンだけれど、気になりますね!どんなのか早く見てみたいなぁ。


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高1の時、美術の授業、夏休みの宿題で“心象風景を描く”というのがありました。心象風景というのは自分の心の中の風景ということなのですが、絵のなかに、必ず自分自身の姿も描くようにと言われて、わたしは、大きな亀にまたがった自分を描きました。亀くらいゆっくりがいいなぁと思ったのと、そのまわりに、自分の好きなものを、いろいろちりばめて描いた覚えがあります。自分としては、ドリーミンなイメージで(笑)。あほだなぁ。
その、好きなものというのが、実際何を描いたのかまではあまり覚えてないのですが、覚えているのは、マサムネさん。なんせバカだからねぇ、マサムネさんを描きたくて。ポップジャムで「ロビンソン」と「涙がキラリ☆」をうたっているのを録ったビデオを、寝っころがって、何度も何度もくりかえし見ながら、描こうとしました。

ギターをひいているとこをシルエットで描こうとしました。でもうまく描けなくて、結局あきらめて、ギターだけを描きました。

なぜ突然こんなことを書いたのかというと、思い出したからです。
だって、ほら、スピッツの新しいアルバム「スーベニア」のジャケットが、亀にまたがった女の子の絵だったから!

ちょっとねぇ、わたしのあの絵から9年?ほぼ10年、でしょ。
非常におこがましいというか、ひとりよがりというか、バカなこと言っているのはわかってます。
だけども、だけどもこのジャケット、マサムネさんの絵なのでしょうか、亀と女の子の後に続く、デッサンのような、動物や、風景や、ギター。
わたしの描きたかった心象風景ってこれだったんじゃないかなぁとか思えて、そしたらちょっと涙がでてきた。

なんにもかわっちゃいないんだなぁ。
当時、あの絵を見た母は、幼稚だって笑いました。
でもわたし、10年たっても、スピッツの世界にドキドキしている、亀の上の女の子のままだったなんて。

ハァー自分のこと女の子とか言ってんのすら恥ずかしいんですけど。

にしてもマサムネさんこそ変わらんと思うわ。今回のアルバムも、あいかわらず、歌詞の一部一部、ちょっとしたところに非常にドキドキします。もー助けて。


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