ドラマ!ドラマ!ドラマ!
DiaryINDEX|past|will
2008年09月11日(木) |
コード・ブルー/ドクターヘリ緊急救命最終回 |
でも、もうラストに2009年春にスペシャルがあるそうで(;^_^A
ま、楽しみですけど、結構評判良かったんですかね。
コード・ブルー的な話しから。 あの6話はあかんね(T-T) 藍沢のおばーちゃん。島かおりさんがまた上品で。なのに「誰だい?泥棒。あたしのお金返せ!」って、入院して手元に財布が無いと不安で、認知症のせん妄で取られたと暴れるんですよ。 で、大学から?実家(ばーちゃんち)を離れて生活してる事もあり?認知症でもあり、藍沢の事が孫だとわからないんですね。藍沢にまだ医学生で頑張ってる孫の事を嬉しそうに話すんですね。 認知症がそういう症状だとわかっていても、自分がわからない大事なばーちゃんは切ないですよ。 しかも今回の転倒を機に認知症がすすんだとしたら、ばーちゃんは元気だと、頑張って名医になるのが自分の為だけどばーちゃんを喜ばせる恩返しでもあると思ってる藍沢が、実家に帰ってなかったとしたら、突然過ぎますよ。 同居しててもある日突然やってくるらしいですけど。
身内が傍にいるのが薬だって言うけどつらいですね。 で、クライマックスです。「じゃあそんなに買い物したいなら行こう」と藍沢は院内の購買店に連れていくと、ばーちゃんはお菓子を山ほど買い続けるの。藍沢は「また来れるんだから、持てないだろ?」って止めようとするんだけど、そこでばーちゃん言います。 小さい頃思う存分孫にお菓子を買ってやれなかった。あの子は今、一人で医者になるために頑張ってるんだよ。だからお菓子を買ってやりたいんだよ。一人で頑張ってるあの子にいっぱい買ってやりたいんだよ。
クール藍沢の目が、あぁ自分の為だったんだとわかりはじめてうるむ。ばーちゃんの台詞終わりには、たまらなく涙をこぼれるままにばーちゃんを背中から抱き締める。ばーちゃん、俺が耕作だよ、もういいんだよって、でもばーちゃんは俺が耕作ってわからなくなってて……。抱き締めて泣くがまましか出来ない。
多分何回見てもここは泣くな。泣かずに見れないよ。てか、今、打ちながら目がうるってるし(;^_^A
その様子をフェロー仲間たちが見てるんだけど、あの直後の藍沢はあの場をどうしめたのかね〜。ドラマはそこでエンドだったけど。
藍沢のばーちゃんは、藍沢が耕作だとわからないけど、他の誰かだとお箸投げて食べなかったご飯を、藍沢の時はお箸は投げても、藍沢がつまみ食いすると真似て手で食べだした。藍沢だからか、手でつまみ食いしたのがおもしろかったからか、わからないけど。
症状が落ち着いてやがてばーちゃんは救命センターのある病棟から一般(高齢者用?)病棟に移っていく。 相変わらず、藍沢を耕作とはわからないが。
最終回が、結局命の問題は個人一人の事でなく、家族や大切な誰かとの繋がりで成り立ち、その為のチャンスを病気で奪われそうになったり、また病気をきっかけに取り戻しそうになったりする時間の引き延ばしやらで手伝うのが医者の仕事なのかもしれない。 と言うような会話で終わり、登場人物それぞれの日々が描かれていくのだが、藍沢にあるのは、ばーちゃんに散歩しようと買ってきた帽子を渡すという短いシーンだ。藍沢にとってはばーちゃんであり患者であるが、ばーちゃんにとっては誰かさん(医者とはわかってる?)としか思われていないことをわかりながら。 でも一瞬、藍沢が立ち去ってから、ばーちゃんが不思議な表情で藍沢を見る。加療により良くなる可能性がある認知症なのであれば、もしかして、というシーン。
りょう演じる三井先生の、申し訳なさすぎて、もしくは泣き出す前にそこを離れたくて患者の遺族に対して「後の説明は看護師から」としか言えず去った事が、遺族(あなけんでしたね)には事務的に聞こえてしまったばかりに裁判沙汰になり、三井先生は謝罪の機会を失い溝が深まるまま時間が過ぎたというエピソードも興味深かったですけど、 やっぱり私にはこの藍沢とばーちゃんのエピがたまらんわけです。
最終回は、安全確認が出来ない中でどこまでギリ、救命するかという場面で…。 今なら救えるかもしれないけど、安全確認終了後ならこの心臓は止まっているかも、と、待避をせまられる中で言い出すのは、白石(ガッキー)でよかったのかな? その患者の妻から夫を探してと頼まれ感情移入してた緋山(エリカちゃん)の台詞な気がするんだけど、意図は? 緋山が感情移入しやすいところを冷静になった(成長)。にしてはあっさり引きすぎなような。 白石が安全確認を怠った為に起きた黒田医師の腕の切断事故から、安全確認の重要性が身にしみたはずなのに、敢えて言うのは白石の性格を表しつつ、そこを乗り越えたってこと? 単にガッキーに山場を?(苦笑)
藍沢の現場確認と、梶(寺さん)が居たので、ん〜と思いつつ(引き際は、その前に藍沢が看たけど無理だったバイクの若者で表したから)、これで脱出即引火爆発したら娯楽ハリウッド過ぎるなーと思いつつ、安全確認が必要な状態ではあったが、爆発事故は起こらなかったという結末で、よしとするか、と思ったり。(何様)
あとは、そですね〜、冴島看護師の優秀さと裏付ける過去エピ、でもプラベでは死にむかうだけの恋人に仕事優先させたい自分もあり、「つらい」と言う表現より確か「面倒になった」とか「重荷」とか言う台詞を言わせてたのも、ひどいけどらしくてうまいなとか思ったかな。 でも、やっぱスペシャルにも絶対居てと思うのは勝村さんですね。勝村さんの森本先生はオアシス(笑)
実際現場で働く人が見たら違う点がきっとたくさんあるんだろー専門分野のドラマですけど、ほぼ一般ピー(でも大抵病院は利用した事があるよね〜)が見るとしたら、的をしぼった分、現実問題を取り上げたけどなんだかリアルさに欠けた「Tomorrow」よりは「コード・ブルー」に軍配。ドクター・ヘリの必要性のアピールに、若者だけでなく先輩医師も含め医師としては経験を積みながら成長し、人間的にも成長や変化があった群像劇になってたと思います。
て、結構語ってる?
じゃ、ドラドラ的に(苦笑)
あのエンディングで毎回思ったのは、やっぱりかっこよく走れるのは素敵だなと、役つくりなら結構頑張ってるなと思った藍沢の胸をはった走りは素敵。 思い出すの(苦笑)仔仔はなんか走りかたがへなちょこなのよ(;^_^A そんな役ならいいんだけど、かなり素敵な役でも走るとちょっとへなちょこなの(苦笑)。
あとは、あのミスチルですね。 世間がサザン、サザンて言う中で驚くほどサザンに興味無かったままだったな〜って思ってたんだけど、私、ミスチルも興味薄いですねー。みんな同じ曲に聞こえるし、サビ以外の歌詞が歌詞出る番組をちゃんと見てる時でないと読まないからうまさとかわからないし。 ただ、「アンティーク」を思い出すな〜、と。てか、ミスチルってドラマ主題歌とか挿入歌に向いてるのかなと思ったりしました。 ドラマに追われてるから、主題歌部分飛ばしたりするんで、流行歌がドラマ主題歌であってもわからない近頃の私ですが、 ♪もういっかいもういっか〜い♪ って耳に残ってる。 ドラマの邪魔にならないけどサビ残る、で、結構ちゃんと聞いてるとイメージに合う歌詞が聞き取れたり。
無器用な自分が嫌いでも器用にふるまった自分はそれ以上に嫌い
とか
笑って過ごしても泣いて過ごしても今日は同じにすぎる
誰も皆問題を抱えてるでも素敵な明日にむかってる
みたいな?
♪もういっかいもういっか〜い♪ 的には、 会えない分だけ寂しくなった時の分だけ、もういっかいもういっかい君をこの目に焼き付ける みたいなラブソングのようですが。
あぁ、なんかコンサートの終わりの曲とかECとか思い出す(爆) 目に焼き付けばいいのに。
置いといて(笑)
今日は長かったからかな? 波風が立った世界にどれだけ立ち向かえるだろう
みたいな歌詞があった。確かに「コード・ブルー」は、波風立てたくないからとか個人主義ぽくて言わないから波風立ったり、段々みんなが言いたい事を言い合えるようになって、波風立ったり、病院だというだけで患者との間にあれこれ起きたり、事務方と医師で起きたりってあったけど、今の世界は波風を立てないように近しい人間関係をまわすそれこそ器用さが必要な気がする。波風を立てるのは敵と見なしたり自己中心的なわがままを貫く為に一方的にもの申す的な時のような。
敵がいたとして、波風が立つのは当たり前。近しい関係?仲間になる課程や仲間だからこそ波風立つのを恐れず話したい事を話して、聞いて、話して…って、そういう世界ではなくなってきてる気がする。 それは、私には生きにくい世界。
「コード・ブルー」 Pちゃん主役主役してないのもよかったし、でもそこそこかっこよかったし(可愛い山P好きだけど)、起承転結があるいい群像劇だったと、私は思います。
My追加
|