もてる女
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2005年12月29日(木) 魔法のお薬

「はい、手を置いてください」
手のひらを上に置くように言われた。

『え?手のひら上ってどこに注射?まさか手のひらなんてことないよねぇ。』
ちょっとびびる私の横で看護士さんが注射針を開けて準備をしてる。
結構太い針だ。

『こんな太いの手のひらのわけないし、他の人の用意してるのかな』
希望的観測で事態を見守る。

「先生お願いします」
準備ができたらしく医者が呼ばれる。
注射を医者が看護士から受け取る。

「ちょっと痛いですよ」そう言いながらおもむろに右手の親指の付け根
めがけて注射の針がおろされた。

「いたーーーい!」
続いて左手。
「いたいよぉ!」

終わって医者が去り、看護士がテープ張ってくれた。
「きょう一日水にぬらさないでください。」

これで効きゃ文句はないが・・・。
注射のあとしばらく両親指の先があつくなり、痺れがひどくなった。
効きゃ文句はないけど、痺れてるってこれって医療ミスじゃないの??

しばらくしたらその痺れも引いたが、どうも改善はみられない。
痛い目みただけで痛い目み損かよ。
注射も傷跡も結構痛かっただけにへこんだ。


ところが一日たってあることに気がついた。
今まで曲げられなかった親指が曲げられる!
ばね指って状態だったんですけど、ひっかりなくスムーズに曲げ伸ばし
ができる!
すごいなぁ。効果を疑ってたけどこんなに効くんだ〜。
今の私にはまるで魔法のお薬でした。




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