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- 諸行無常 -

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2005年03月21日(月) Finding Mammoth

俺の好きな動物系ドキュメンタリーを見た。

マンモスの冷凍保存されたフルボディを探索すると言う話だった。

マンモスは1万〜2万年前に生息した、古く歴史の生き証人として冷凍された肉片によって今の歴史を解き明かす

様々な鍵をにぎっていると言われている。

マンモスが丸々出てくる何て言うのは、コンクリート並に固い永久凍土をガチガチに壊して溶かして・・・・なんてやっている内に

CO2は愚か、人間の手によって凍土を壊す事になるので、さすがにそれにはうなずけないが

ロマンを感じる部分が沢山ある。

結構ごろごろとしている牙や骨が有って、どうして肉片が無いのか。

肉片が有ってもどうして同じ場所に無いのか。

色んな事を考える事が楽しい。

こういうドキュメント。

今、世界ではマンモスのDNAを取り出し、現存する象の体内に移植し

クローンによってマンモスを生み出そうと言う試みが成されているらしいと言う

話しを以前聞いた事がある。

クローン技術は賛否両論で、倫理的には犯されざるべき領域なのだろうが

生きるという意味では大きな役割を担って居るので

俺にとっては、イタヅラに見たいという気持ちも有るには有るが、とても注目に値する。

マンモスだけでは無く、昔から行き続けているオウム貝やアンモナイトの化石など

そんなものからも現在のクローン技術で生態を見たいという気持ちがおれ個人としては強い。

それほど動物を知ることが楽しい。

永久凍土の中に眠るマンモスが、いつかはこの温暖化によって、全体を現してしまうのだろうか。

現在の温暖化のそのスピードは、マンモスが存在した頃、急激な温暖化によってシベリアの草原を湿地帯にし、絶滅へ追いやった時の6倍のスピードで進んでいるのだそうだ。

地球規模の恐ろしい問題にまた番組を通じて感じてしまった。


toto