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- 諸行無常 -

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2005年02月05日(土) 衰退の先

苦しみながら顔をゆがめながら死を待つ故人に対して

静観する事しか出来なかった。

手足、首、関節の殆どが骨と皮になり

生きている最低限の体重と水分。

体は栄養を受け入れず、動いた分だけ体力は減り

体は衰え、死へ向かって行くだけ。

若き死を前にする、全ての人が、救われる為には

医療革新を期待するしか方法が無い。

ただただ衰弱する人への冷静な目を嫌悪し懺悔に尽きる。

人の死は考える時間をくれるのだと何かのテレビで言っていた。

失敗は考える時間をくれるとも言っていた。

全てに直角にぶち当たり

崩れ、壊れ、佇む自分が

再び起き上がろうとする時同じ徹を踏まぬよう

回り道を、知恵を募ることが出来るだろうか。

懺悔、それは悔いる気持ち。

失敗と後悔にのみ存在する絶えぬ心の浄化を求める清浄な心。


toto