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- 諸行無常 -

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2004年12月11日(土) 受身

この前ラジオ局で良い話を聞いた。

その内容は人生相談に答えるパーソナリティの言葉だったのだが

「人は長い人生の中で、圧倒的に打ち負かす事よりも打ち負かされる時の方が多い。 その打ち負かされた時衝撃を受け怪我をしないために、打たれて置く事が必要。」

と、言う話。

柔道は技の練習は殆どせずに、毎日毎日、来る日も来る日も、受け身をとる練習をする。

投げられた時、倒された時、怪我をしないように

転ぶ練習、投げられる練習をするのだ。

投げる練習よりも投げられる練習をして置いた方が、怪我は少ないと言う考え方。

『柔よく剛を制す』の精神だ。

打たれ強くなる事で、意識せずに強くいられる事もある。

柔道を用いた、弱気にならないように耐える事の出来る人間になる、と言う

パーソナリティの聴者へのメッセージだった。

久々にいい言葉を聞いた。

街は年末の装いを早め、様々な所で師走の忙しさを見る。

来年こそきっといい年に出来るように頑張りたいな。

(厄年カウントダウンが始るけど・・・いよいよ40近いけど・・・)


toto