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- 諸行無常 -

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2004年11月06日(土) 黙祷

香田さんが殺害された。

非道な行為により無念の殺害を受けた。

当地イラクの自衛官や政府による入国管理をなぜ徹底出来ないのかを考える人が多いと思う。

これにはイラクの当面、自治政府が作られた以上、日本や諸外国がその管理に手を出す事は

『内政干渉』となる。

つまりよその国の政策に他国が口を出す事が許されないと言う物。

しかしながら犠牲を払うだけの代償にしては大きすぎるテロへの日本の行動。

自衛隊を名ばかりに組み上げ、自衛費を国家予算で組み、武器、戦力を持つ癖に

軍隊とは違うと言いはばかる日本の異常体質。

軍を持ち上げる訳では無いが、やっている事が同じ癖に中途半端な行為によって

こうしたテロへの反発が出来ない日本の生ぬるい体質、気質が

こうした出来事によって露呈されて行く。

内政干渉が憚るならば、なぜ、中途半端な自衛権を軍として機能させようと思わないのか。

日本の憲法にはもう、限界が有るのでは無いか。

いつも節々に感じる事が多い。

戦争犠牲者は我々が忘れてはならない一つの時代を生きた現実。

しかしながら我々の世代以降にこの様な起因を許すテロや様々な出来事が起こっている事もまた現実なのである。

平和な国、日本がこうして後からやって来る出来事を無視し

今を生きる為の法律と政策しか取れない事に苛立ちが有る。

経済も大切、軍備も大切、しかしテロリズムが実存する限りはその愚行が憚っている事も現実。

イスラム全域を否定はしないが、中東に多い、時代錯誤とも言える

宗教武装に恐れを感じる。

理不尽な生命維持と内情憤怒させるおかしな宗教としか俺には思えない。

戦争日本の神風思想にも似たおかしな風潮をこのまま残す事の方が何よりもっともっと怖い。

民族浄化を提言する訳では無いけど、アメリカがイラクの思想やアルカイダを壊滅させるその先には

その恐ろしい宗教武装された理不尽な戒律を打ち破る思惑が有るのでは無いかと思う。

もしそれがそうなら、おれはこんな恐ろしい宗教は無くなって欲しいとさえ思う。

恐ろしい以外の何者でも無いのだから。

イスラム戒律が。。。


toto