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- 諸行無常 -

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2004年11月03日(水) ティアーズ・オブ・ザ・サン

同名の映画を見た。

ブルースウイリスとモニカベルッチ主演の戦地映画。

アフリカの民族浄化をする政府反乱軍とUSAが派遣する軍の一隊がする救助活動を描いた物。

この映画にもまた色々考えさせられた。

民族浄化と言う、現代社会で言えば政権奪取の為のいわば部落差別と人種差別を

併せた様な、差別社会を武器や無惨・惨悪な行為によって制圧するアフリカの某国を描くその様がリアルでならなかった。

ブルースウイリス演じる一隊の大尉が、個人行動により

任務を余所目に、人道的行動を取る事から端を発し、その後の流れへと進展する物語なのだが

人間、生き様とその先を見つめ続ける事によって

何をするべきかを見出す事や、大切な事を見出す事が出来ると言う、一つの教訓のようなものを感じた。

人には何よりも大切な物がある。

それを感じた。

俺は今の自分が少し精神不安に陥ってるのを自分で解っている。

少し冷たい一片が出ていると自分で解る。

ただ、自分を賄えなくして人の心配や、人の感情をなだめる事など出来ない。

自分が陥っている状況に自分が気付いているから、今は自分の感情操作が出来ない。

自分が精一杯だ。

今、天変地異の他に、色んな事が起きている。

世界中で。

その一端一端には、個人間ではどうにも否めない物も有る。

何が自分に出来るのか。

何をする事が近道なのか。

何が自分に平静を与えるのか。

自分が守るべき物は何なのか。

自分以上に大切な物を持っているか。

自分に家族が何人いるか。

言い出せばキリが無い程、考えなければならない事は多いはず。

おれは極論が直ぐに出てしまうタイプ。

これは冷たい一面だと自分でも思う。

極論が出るまでの時間が早すぎる。

おれは冷たいだろうな。

でも自分に出来る事が有る程度解っているから

こんな自分になっている。

感情異状は人間多かれ少なかれ誰しも持っている物。

それを少しでも操れる様にならなければいけない

と常々思う。







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