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2004年05月17日(月) フィオレンティーナ

その昔、アルゼンチンの名FWバティステュータも在籍し セリエB降格時も

セリエA昇格に向けて、当時の一流FWに息を吐かせた名門フィオレンティーナ。

フィオ(フィオレンティーナの愛称)は先々シーズン元オーナーの企業が放漫経営により破綻し

セリエAの規約にのっとりセリエC(3部リーグ)から再スタートをきる事になった。

そして新しくそのチームのオーナーになったのはかの『ディエゴ・デラ・ヴァッレ』氏。

あまり聞いてもピンと来ない人がきっと多い。

彼はイタリアでこそ高級靴メーカーとして自身の名を冠したブランド

『ディエゴ・デラ・ヴァッレ』を公開しているが

日本では知られて居ないのだ。

しかし、『J・P・トッズ』と聞けばピンとくる人もいるだろうか?

トッズと言えばセレブリティ御用達の定番とも言えるドライビング・シューズの最有力手。

『カーシュー』などとシェアを2分する程の人気ブランドである。

トッズはディエゴ氏のディフージョンブランドだ。

しかもディエゴ氏はイタリア名門の車メーカー『フェラーリ』の社長とも

公私共に仲が良い事でも有名。

おれはフィオが昔から好きなチームの一つ。

チームカラーや歴史の古さも去る事ながら、名前がなんと言ってもカッコイイ。

フィオレンティーナには今、スター選手が居ない。

そしてディエゴ氏がオーナーとなった今、経営にも手腕を発揮する彼が

広告、実力共に選んだ一つの白羽の矢がある。

それが日本の強靭MF中田英寿だ。

今年のオフの目玉とされる、中田の去就は、現時点で事実上、パリサンジェルマン(フランスリーグ)、フラム(イギリスリーグ)、そしてフィオレンティーナの3者によって争われる。

まだまだ水面下にはACミランなどの話しも残って居るらしく、今後の中田の去就がとても楽しみだ。



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