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- 諸行無常 -
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2004年05月11日(火) |
俺を刺激する人・物・店 |
つい日曜日の事。
おれは近所の店の人におれが兼ねがねしたいと思っていた
アンティークの時計店が出来たと言う情報に釣られて見に行った。
当然仕事場を一時閉めて。
そこは商店街の外れた路地に有り、一見横浜や青山あたりに有りそうなテント張りの店構え。
こじんまりとした店内は天然木に飾られた青山などによく見る雑貨、時計店風。
店の人間もどこか異人風。
話しによると10年近く色んな土地をフラフラしているボヘミアンらしい。
元々イタリアやイギリス、時計関係者にコネを持ち、自身も
『PANERAI』の代理店に在籍していたらしい。
実家は都内で見た感じはイタリアかぶれの金持ち風、そして年齢も俺と近そうな感じ。
おれは彼の知識がどの程度か気になり、いろいろとたづねて見た。
相応しい知識とそれなりのキックバックが有る。
とりあえず扱う物なりの風貌と知識と格好。
おれは自分を奮い立たせる店や人間がいると、とても自分が生き生きする。
都内にいた頃はそんな物ばかりの中に生活していたから自分が気を抜かない事も多かった。
ここに来てあまりそう言うのもなくなってきたけど
こういう人とかこういう店が(大人の集える店)出来るとまたこれも張り合いになる。
いまおれの住む地域に大人が大人然としていられる場所が少ない。
と、言うより、無い。
ここはアンティークの他、モンテグラッパ、モレラート、なども置いている。
これから先どのような物が入りどうこの店が育って行くのか
要期待。
ただし、一つ言えるのは
この土地はいまおれが店をしている場所もそうだったのだが
高感度な物の扱いは育って行かない。
適度な中途半端さを持った田舎風トレンドセッターが必要とされている土地柄だからだ。。。
toto
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