++ diary ++

- 諸行無常 -

日記の表紙に戻る過去の日記新しい日記


2004年02月01日(日) 時事放談

日本と中東、米国との関係は複雑な物であり

良く取り沙汰される事が少なくない。

周知の通り米国はイラクに対し戦争を仕掛け現在に至る。

日本で言う聖戦つまりイラクの人たちの言葉で言うジ・ハードは抽象表現の和訳に過ぎないそうだ。

現地で言うジ・ハードとは信仰の道に精進する、尽す等の意味らしい。

もちろん意味その物に対し聖的報復と考えれば聖戦とも考えられるかも知れない。

いまや全世界に於いて中東=イラク、アルカイダ、、のような、おかしなイメージが無くは無いと思うが

彼らへのイメージは所詮イメージであって、彼らその物の言動、挙動がおかしい訳では無いのは確かである。

現在日本に於ける中東へのイメージは過渡期に有り

とても重要な役割を迫られている。

イスラム諸国の人たちの心の中には、アメリカに原爆まで落とされ

廃退したその日本が世界的に秀でた先進国家になった事や

経済大国まで成長した事に尊敬を念していると言う。

彼らにとって日本は尊敬に値する成長を遂げてきたからだ。

だが昨今の日本は米国の意見に左右され安保条約を含めた日本の動向には

米国の小手先役割のような物を感じさせる。

無論日本にもそれなりの動けない理由が有ったり諸事情もある事から

現在のような状況にあるであろうが

今こそ米国に対してイスラム諸国に対しての具体案を提案するべき時なのではないだろうか。

イスラムの人たちが日本に持っているイメージは尊敬である。

そこから米国同様テロの対象に変わるまでそうそう時間はかからないで有ろう。

とても難しいこの中東との関係は今世界的に最も考えるべき問題の一つである事は間違い無い。

勿論、中東の貧困国家への救済も含めて。。。




toto