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- 諸行無常 -

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2003年11月07日(金) 山の冬支度

この前、随分久し振りに山に登った。

鏡池まで行ってきた。

山の景色はその日の午前中まで雨を降らせていたが

厚く大きな雲と一緒にすこしづつ晴れて行った。

岩山が剥き出しになった山肌と針葉樹林の色のコントラストが自然と目を癒すような景色だった。

池の水かさは減り、裸の樹木があちこちに顔を出し

高原なりの風景を作り出していた。

風もやはり少し涼しかった。

あまり知られて居ない観光の場で、とってもちいさな池と散策路が有り

結構県外の人が来ているのを見た。

澄み切った空気と下界とは違った、苔の香りを含んだ山の香りが一面に広がり

呼吸だけで体が洗われるようだった。

その後も色んな場所に行って見たが、久し振りの景色も全て何もかもが変わらずに有った。

癒される景色と空気そして音楽と少しの食事が有れば

結構満足なおれの時間の過ごし方だ。

いづれは八ヶ岳山中か山中湖畔に住みたいとずっと思っている。

人が人らしく生きて行くために最も必要なのはストレスを持たずに生活をする事だ。

昔の人が病気になり辛かったのはストレスを感じる物が少なかったせいだと

おれは思っている。

自然体を手に入れる為に今を頑張ろうと今も常に思っている。


toto