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- 諸行無常 -

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2003年10月03日(金) お婆ちゃんのお客様

今日高齢のお客さんがきた。

最近極々たまに見えたお客様なのだが、とても礼儀正しく、言葉使いが綺麗なおばあちゃんだ。

昔は色んなお洒落、海外旅行、裕福な生活をしていたらしく、物を見る目が肥えていて、古い物や価値を見出す物の種類が少し他の同年代の人とは違う。

今日は色んな物をお預かりする運びになったが、おれのデザインしたり作成しているジュエリー類や、アンティークの物に興味を持ってくれたらしく

ずっと俺の話しを聞き入ってくれた。

おばあちゃんは俺の話しを聞いてると、その一つ一つに所縁が有る事を感じ

愛着が湧いてくると言ってくれた。

アンティーク、アフリカの物、インディアンの物、様々なジャンルに偏見無く、受け入れられる

おばあちゃんの感性と心の深さ。

おばあちゃんは沢山の物を俺に預かるよう言って、今日は忙しいから帰るねと言い残し

少し買物をして、帰って行った。

おばあちゃん位の年齢でこんなにも色んな話を共有出来て、談笑出来る事が嬉しかった。

とても言葉使いが丁寧で話しを聞いてくれて心のゆとりが有るおばあちゃんだった。

こういうおばあちゃんもいるんだよね。


toto