++ diary ++

- 諸行無常 -

日記の表紙に戻る過去の日記新しい日記


2003年08月23日(土) ギャング・オブ・ニューヨーク

話題の長編映画同名をレンタルして見た。

久し振りにディカプリオの作品を見た。

始めそれほど関心の無かったディカプリオの作品も

見るうちにはまって行った。

作品に失敗が少ない俳優の一人だ。

もう一人ニコラス・ケイジも役者として当たりの作品が多い。

古い合衆国の時代を支えた形無き秩序を作った

当時のギャングたちの物語で

まさに現代の『力が無ければ頭を使え』では無く

『力が法になる』を示す物である。

おれはやっぱりこの手の映画が好きで古くはゴッドファーザーに始まり

アンタッチャブルに至るまでとにかくマフィア映画に目がない。

当時のファッションも去る事ながら、仲間意識の強い結束と

友情を盾にした堅い誓いが見る目を躍らせる。

おれは仲間が欲しい願望が人一倍強い。

何にも勝る本音の男同士の繋がりが欲しい。

薄っぺらな友情ごっこでは無く お互いがののしり有ったり

喧嘩をしても尚、言葉無くして通じる心の会話が欲しい。

おれはお人よしな分、人に求める物の理想が高いのかもしれないが

それでもやっぱり仲間が欲しい。

喧嘩をする時も何かに挑もうとする時も

どんな時も互いに力になってやりたいと思えるそんな関係を持ちたいと考える。

残念ながら男同士のこんな結束は現実的には早々出来るものではない。

だからこそ映画に求めるのかも知れない。

時代が時代だけに。





toto