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- 諸行無常 -
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昨日は地元近くの田舎町の花火を初めて見に行った。
細く迂回路の無い国道をイベント渋滞の中のろのろと運転しながら
目的地へと向かった。
横には国道に沿うように一級河川が流れ、虫の鳴き声が木魂する。
景色は都会の喧騒からは遠く離れた長閑な田舎景色だ。
まもなく目的地が近づき始めた頃
川に灯篭の灯が見え始めた。
この地域では送り盆の習慣と共に鐘楼流しをするらしいのだ。
花火もさる事ながら、おれはこの鐘楼流しの灯篭のゆっくりと
川面を流れる風情に感動した。
お盆を締めくくるこの日に神聖で厳かな柔らかな光がどれほど
幻想的で素晴らしい物かを伝え切れないが
この日のこの灯篭は深く胸に刻まれると思う。
久しぶりに味わう夏の風情だった。。。
toto
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