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2003年05月06日(火) 聖歌と正義と社会弱者

聖歌って聞いた事ある?

車でたまにね『アベマリア』を聞くんだ。

とても精神が澄む様な心が落ち着き別の世界に行くような

そんな気持にさせてくれるんだ。

この世を去る様な自分が異世界へ溶けていくような感情になる。

神聖な研ぎ澄まされた気分になる。

今幾つかの問題を抱えている。

一つ一つが毎日の重荷となり一つ一つをしっかり対峙しているつもり。

中には正義の通らない不可思議な物もある。

社会的に弱い立場っていうのは

自分が作らずともそうなってしまうケースもしばしば有る。

弱者は強者に対し抵抗が空しく途中で断念してしまう事が多い。

そんな中でもしっかり根を張る様に種を蒔き続ける。

それが例え全て目を出さずとも、中には厳しい土壌の中から

目を出す物も有るはず。

水も吸えず弱りきった芽にも力は備わっている。

根を張り続けている以上水を得ればそれは立派な植物として

木になり花になる。

例え与えられた時間が少なくたって肥料が無くたって

しっかり芽を生やすために一生懸命になる種の生命力を信じて

いろんな種類の種を蒔く。

人生という土壌に。

気持ちが錯綜し何が何だか解らない時もある。

・・・人間だから。

でもね言い訳をして逃げる気持ちよりも

無駄な抵抗と解っていても

行動にしてみるの。

どんな些細な事でもいいから行動に。

それが種を蒔く行動。

そう自分にも言い聞かせてる。

人は重圧を感じる時ほど自分の力を知る事が出来る。

どこまで自分が頑張れるんだろう。

どこまで自分が耐える事が出来るんだろう。

って。

今日の大変はやり過ごす事が出来た。

明日の大変の為には更に頑張らないといけない。

そう。

『アベマリア』を聞く。

今日も。


















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