- 諸行無常 -
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| 2003年04月14日(月) | 自然破壊と現実と・・・同一選挙 |
昨日は各地で選挙が行われた。
西表島では本格リゾートを建設開始したユニマット�蠅�現地住民との
トラブルに喘いでいる。
ユニマット社長は竹富町に住民票を移し納税金額国内TOPの税金を
竹富町に委ねそれを税収として迎え入れる同島での同社リゾート開発。
様々な想いが揺れ動く。
住民が僅か5千人ほどに減ってしまった同島にとってこの税収はとても大きなもの。
だが自然の破壊、冠鷲や西表山猫などの存続を危ぶみ反対を続ける一部住民。
だがその一方の町策としても地場に働く場所を設けなければ
高校すら無いこの島で、育つ人間の多くが高校入学と同時に過疎となり
回帰する事が無いと言う現状も変えられない痛い選択で有った。
それでも依然反対を続ける住民。
以前のサミット時に建てられた建築物の散々なコンクリートの塊と化した無残な姿を併せ見ずには居られない住民の気持も解る。
こうした矛盾がひしめく行政と維持する為にやむを得ず進出する企業
そして反対する住民とのやりとりの多い選挙地域はきっと多いことだろう。
今年中にｵｰﾌﾟﾝが予定されていると言うこの大型リゾートは
沖縄県中最も大きなリゾート開発と言われている。
全てが納得のいく世の中など有り得ないが
少しでも矛盾の少ない社会になって欲しい物である。
あらゆる現場に於いて…。
toto
