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- 諸行無常 -

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2003年04月09日(水) 人を見づして人を語らうべからず

人は如何様にも姿を変える事が出来る。

人は偽り称したり扮する事が出来る。

どれだけ人を感じ見続け作り上げても偽装で有れば得る物も皆無。

人を見続け解釈をし、人間像を作り上げる。

接する機会の少ない人にこそ発生するそんな偶像。

寂しく哀しい心を作り上げる。

心の往来で性格も変わり、年齢にも左右される人の心。

生涯矛盾のひとつ。。。


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映画を久し振りに見た。

100エンでレンタルできる期間がアリ沢山映画を借りてきた。

『マルホランド・ドライブ』と『氷の接吻』を見た。

マルホランド・ドライブは奇才デビット・リンチ監督の少々難しい作品だった。

レズビアンを描きつつ、やや独特の世界感で見なければ理解が困難だった。

ナオミ・ワッツの好演、そして難解な部分が見所な作品。

結構おれ的には面白かった。(難しいけど)

氷の接吻はトラウマを生む環境で育てられた女性と仕事のために家族を

顧みる事の出来なかった男の出会いまでのエピソードが本筋。

結果的にすこし歪んだ愛情表現をもった男の心の動きを描いたようにも取れた。













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