前日の日記にも書いたが、なぜバタフライなんて持っていたのか？

それは、おれが今も心の中のバイブルとして
持ち続けている理想の映画。
永遠の青春。
「アウトサイダー」（フランシス・コッポラ監督）
に、由来する。

余り知っている年代も少ないと思うが、おれはこの映画が何よりも好きだ。
お金持ちのチームと下町のチームが派閥を作り争いあう。
その中には友情がテーマになっていて、こんなベタな友情を作れる仲間が欲しいなってずっと思ってた。

下町のチームの中には当時無名だった、トム・クルーズやマット・ディロン、
キアヌ・リーブス、トーマス・ハウエル、ラルフ・マッチオ、他　今の有名人の殆どが出ている作品で、

中でもマット・ディロンは俺の興味の対象となっていた。

喧嘩の度に割ったコーラの瓶や、バタフライナイフをカチャカチャと振り回す
（振り方がﾓﾁﾛﾝ有るのだが）様がとても格好良く見えた。

当時俺は４WDのピックアップに乗っていて、
友達とウエスタン・ブーツに、ウエスタンシャツ、そしてシルバーのバックルベルトに（コンチャ）バンソンの革のパンツ、そしてポケットには
アメリカ製の正真正銘バタフライが入ってた。

それを格好良く廻せる様になるまで差ほど時間は掛からなかったが
結構怪我するので注意した。
（いまでもナイフはまわせる＝癖になった）

いまは３４歳。

人生なんてあっという間に過ぎちまう…。

なんて事無い１９〜２０の淡い記憶も今はとっても懐かしい。

あの頃に戻ってバカをやって喧嘩して飲んで倒れて
って、やりたいよ。。。

歳をとる事がこれほど嫌なことだと思った時が無いくらい
今は懐古している。

toto