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- 諸行無常 -

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2002年03月22日(金) 主観

最近何かと銀行や官公庁に行く機会が多い。

特に銀行で感じた事。

あくまで主観だが…。

街には地元地方銀行、都市銀行、地元信用金庫、地元県信用組合、等など
いろんな金融機関が有る。

俺は他県介入地方銀行がメインバンクだった。
しかしながらその銀行は破綻し地元銀行へと受け渡された。

今は地元信用金庫がメインバンク。
あくまで主観だが、地元信用金庫と言うのは結構心強い。
とりわけ何をして貰ったと言うわけではないのだが
地方銀行よりも頼りになると言うか
人情味が有るというか。

最近連続して既存融資の条件変更と言うのを行った。
度重なる不景気に対して信用保証協会のOKが貰えると
特例の様々な処置が期限付きで受けられる。

地元信用金庫は足早に状況を察して動き出し
次々と舵を取り出してくれた。
地方銀行は講釈・面倒が多い割りに結構冷淡で
動き出しも鈍く社交辞令が多く有るだけだった。

やはり事業者たる物、金融のパートナーシップが
上手く立ち回ってくれる事で面倒を回避できる。
これは個人に於いても一緒だとおもう。
個人が急な入用に際しバックアップを面倒見てくれるとき
やはり的確に足早に物事を進めてくれる事は助かるとおもう。

だって彼らは金融のスペシャリストなのだから…。

ついに金融のペイオフ解禁になった。
どれだけ口座を持っていてもどれだけ貯めこんでも
一個人に対する一銀行の補償は最高1000万円までとなった。
これからは保険同様「預けて安心補償は国が」と言う図式は当てはまらなくなった。
個人が企業=銀行(銀行も株式である所が多い)の
先見性を見出し自身の責任に於いて預金をすると言う事になる。

談笑の中にも人の心底を見ている様な
金融関係の方々。

世話にならなければ何も出来ない
必要不可欠な職業で有るが
お世辞にも人間的に温かみがどうも薄い気がする。
(特に某地方銀行と某国公庫)

まだまだデフレの嵐は渦を止みそうに無い。


toto