- 諸行無常 -
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| 2002年01月25日(金) | 満たされない業界 |
今洋服業界は結構シビアで何処も老舗も悩んでいる。
元々粗利率の少ない商売だけに回転率の要求される商売だから
途中で足踏みした途端に転んでしまう。
内輪な話だが今はどれだけ売れているメーカーでも
大企業に属する事を余儀なくされたりしているのが現状である。
結局媒体・雑誌には良く載るが経営そのものは上手く行っていないからだ。
あれだけ売れている�螢潺縫泪爐覆匹皚螢錙璽襯匹傍杣�されたり
数多くブランドを抱えていた�螢�リゾンティも伊藤忠商事に買収されたり
先日から決算前にしてバタバタと企業が倒産している。
今日、以前雇っていた販売員の子が自立の足掛かりとした
メーカーがひとつ倒産し、一年も経たないまま、昨日またひとつ倒産したと言うのだ。
今、基礎体力のある企業がノウハウ無しに
企業買収をしており、結果特殊なこの業界の運営に失望し
企業内のブランドを切り売りしている。
まだまだ始まったばかりの企業淘汰は
衣料だけに留まらず多業種さえも呑み込み始めている。
今後何処まで続くとも限らないこの状況に
どれだけ耐えられるかが生き延びる鍵となる事は間違い無い。
また生き延びる術を持つ事。
俺の仲の良い企業や身内も先日から連続して、かなり大きな倒産をした。
そして、それは奇しくも「あそこは大丈夫だろう」と
たかをくくっていた所が大体飛んでしまっている。
不景気という名の恐慌は一個人にまで広まっている。
先の心配を考えみんなも何かを身につける事や
自分が自意識的に何かを起こせる、動けるような知識や
行動力を考え常に世の中を懸念しつつ、静観してほしいと思います。
激動の世代に生まれてしまった事を
怨むのでは無く、戦時中に生きた我々の親に当る世代も
開拓しここまでの道を必死に切り開いてきたのです。
何かひとつ掴める事があればそれを大切にしてほしいと思います。
