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- 諸行無常 -

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2001年12月06日(木) 出廷

今日は出張に行ってきた。
よーしやるぞー、がんばるぞーと言う気分で戻ってきたのに
帰ってきたら一つの留守電が。
親父からだった。

俺の家は自営でおれが中坊の時から倒産で
多重債務に苦しんでいる。

電話は一時間ほどで終わった。
ちかじか裁判になるらしい。
俺名義の借り入れ。
一括請求から不履行の場合最悪法的執行の差し押さえ並びに
調停無しの裁判出廷が決まった。
これは出席しないと欠席裁判として先方が有利に
全てを認めた事になるらしい。
群馬県で裁判らしい。

俺はずっと苦しみに耐えながらここまでやってきたが
ついに一つ動き始めたかと思った瞬間だった。
俺は色々な人生を歩んでおり、
なぜ債務を沢山負っているかは長いので話さないが、
俺の短い楽しい夏は終わったかな…って言うのが心情だ。

何をするにも先ず色んな物が係り常に不安低な「商売」という名の
社会的矛盾な存在。
放漫経営でもなくしてこう言った背景が
ある事には聊か今の世の中を怨むより仕方無い。

今日から心の中を変える。
一人の「鬼」になることにする。
感情を持たない「鬼」。
「非情社会」「不景気」という名のとてつもなく大きい
物に相対して戦って行く為に「鬼」になる…。

感情を捨てて、笑いも悲しみも捨てて、「鬼」になる。
虚しい心なんて持たない。

「鬼」もきっといつか成敗されて死ぬから、
そっとその時を待ちながら…。


toto