++ diary ++

- 諸行無常 -

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2001年08月13日(月) (。-_-。)・・・

今日は白馬まで借りていたビールのサーバーと窒素ガスのタンクを返して来た。
白馬の道のりは結構遠かった。寂しい道を行って帰ってきた。白馬でママルとアンズに会った。この日白馬はお祭りだった。少し涼しい風の吹く白馬でした。

今日ヤキモチを妬いた。
「いい大人がみっともない」と思いつつも妬いてしまった。
冷静に考える心が少し薄れてる気がした。
気持の焦りがそうさせてしまった。

若い時に持っていた何者にも打ち勝つ自信が
年令と共に変わっていく様を自分自身が一番実感している。
ある種ナルシズム的な物も持ち合わせていた気持が今は微塵も無い。
年をとるっていうのはこういうことなのだと実感した。

どんなに人生経験多く豊富にボキャブラリーやモチベーションを持っていても
人の嫉妬心は一瞬にして全てを破棄してしまうのだと思った。
何も役に立たない。

おれは次男で兄と妹がいる。
今から約20年前、中学生の頃、実家の事業が倒産をした。
当時の負債金額で約3億という今では想像もつかない倒産だった。
当時夜逃げを経験したり、他所の家から学校に通ったり、喧嘩もよくした。
人の余りある愛情の尊さもしっかり焼き付けさせられた。

人が信用出来なくなるトラウマを作ってしまった。
その代わり気に入ると溺愛してしまい嫌うと激しく罵倒し嫌悪する。
ちょうど良い感情で人と接する事が上手く出来ない。

親と余り時間を共にしなかったせいなのか、
甘えたいという感情がこの年になっても残っている。
自身で事業を始め人を使い、給与を与える。
常に矢表に立つ立場になってからは自分自身を無理に作り上げ
周囲と折衝して来た。

今はまるで子供のようだ。
腑抜けの腰抜け。
「しっかりしろ」
そう、頭の中で木魂が聞こえる。

一人の人間として今素の状態になれているのだろうか?
屈折した人間が出来上がってるのだろうか?
自分が解らない。
自分がどんな人間なのか。
自分に自信が無い。

夏も終わりに近づいてる。
お盆になり蝉の声もいっそう高くなった。
蝉の寿命も、、、あと少し、、、。


toto