梅雨に入った夜部屋にカギをかけ大の男がひとりで泣いた何が悔しいのかわからない何が不安なのかわからないただただ季節が涙を誘って自立してやると叫んでもそりの合わない他人ばかりで何もできないこの仕事今度こそはまじめにやりたいんだがタンク臭い水道水を飲みながら空腹にまいった梅雨の夜