鼻くそ駄文日記
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つくしの子が こわごわと 外に出ていく
黄砂混じりの 風が吹く 三月の日
春の川に 浮かぶのは カジカの卵
新しい命が 生まれる 大雨のあと
君は泣きながら 死んでやるさと 電話で叫んだ 君の涙の意味が わからない わからない ぽかぽか陽気
蛙たちは 泥だらけで 春を迎える
休める季節が 終わって 戦いの日々
外に出るのは 生命への 挑戦状だね
暖かい季節が ぼくらを 待ちかまえてる
君は泣きながら だめになりそうと 電話で荒れた そんな君なら だめになればいい だめになればいい ぽかぽか陽気
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